僕はまた、旅に出る。

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恵比寿・代々木公園カフェ巡り

年に一度、無性にカフェ巡りしたくなる時があります。

 

今回は、恵比寿・代々木公園近辺のカフェを1日で巡った、ある日のことを残そうと思います。
喫茶からカフェ、コーヒースタンドまで、"コーヒー空間"を味わえた良い休日を過ごすことができました。

 

アルファ(恵比寿)

おしゃれな街、恵比寿。一歩、裏通りに入れば、変わらない憩いの場がありました。

 

カフェ巡りの一歩は、モーニングから。
一見目は、モーニングを食べにアルファに行きました。
昔ながらの喫茶店で、量もしっかり。満足感が高かったです。
落ち着く店内では、マスターと常連さんが会話されており、この街に根付いた喫茶店であることが伝わってきました。
モーニングのトーストって、なんでこんなに美味しんですかね。
いいスタートダッシュをきれました。

 

麻布珈琲 恵比寿館(恵比寿)

2軒目は麻布珈琲 恵比寿館に行きました。
チェーン店形式のカフェではあるものの、地名を関するカフェってなんだか気になってしまうものです。
入ってみると、コーヒー豆のいい香りが。
作業や歓談で賑わっていました。
ここでは、マンデリンをいただきました。一杯一杯、丁寧にハンドドリップされていることもあり、香り豊かで、かつ、コク深いマンデリンを堪能することができました。
ちょっとした作業の際に立ち寄りたいお店です。

 

猿田彦珈琲(恵比寿)

意外とこぢんまりとしたお店だったのが意外でした。

 

言わずと知れた猿田彦珈琲の本店です。
みなさんも、缶コーヒーなどで名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
コーヒー豆を買っていこうと思い立ち寄ったのですが、選ぶ際に試飲させていただきました。店員さんとお話をしながら、シティーブレンドを購入しました。
ワイニーで、口当たりのいい珈琲でした。
今度は店内でいただきたいです。

 

購入したシティーブレンド。訪れたのは去年なので、新しいパッケージ等に変わっているかも?

 

フグレントーキョー(代々木公園)

この外観に、赤いマーク。雑誌やWeb記事で見たことがある人も多いのでは?

 

こちらも言わずと知れた有名店。カフェバーのような形態をとっています。
中に入ると、コーヒーを片手に談笑する人、テーブルでゆったりと過ごす人。それぞれがくつろぎのひと時を楽しんでいるようでした。
人気店ということもあり、週末はかなり混雑しています。
残念ながら、座れそうになかったため、コーヒー豆だけ購入して退散しました。

 

購入したウガンダ。香りがとても豊かでした。

 

リトルナップコーヒーロースターズ(代々木公園)

軽食やデザートなどもあり。"いい休日"を味わえます。

 

店内に入ると、レコードミュージックが流れており、さながら外国のコーヒースタンドにやってきたかのよう。訪れたタイミングもあるかもしれませんが、お客さんの半分が外国の方でした。
そういう意味では、日本っぽくないカフェを探している人にとっては良いお店かもしれません。

 

心地よい音楽を聴きながら、ボケーっと一杯。休日の醍醐味ですね。

 

こちらでもコーヒー豆(グアテマラ)を購入しました。

 

こういう文字だけのオールドファッションなパッケージも好みです。

 

パドラーズコーヒー(幡ヶ谷)

メインの通りを曲がった、住宅街のなかにあります。

 

散歩がてら、幡ヶ谷方面に歩くこと約15分。お目当てのお店に到着しました。
オーガニックで、木目調の、明るいカフェです。
お店の中は、賑やか。明るすぎず、暗すぎず。入りやすいカフェでした。
こちらでは、アイスアメリカーノをいただきました。

 

誰かと一緒にやってくるのも良いなぁ、と思えるカフェでした。

 

コーヒーを楽しみながら、店内を眺めていると、自分のように"いいカフェ"を探しにきたのでしょう、日本語以外にも韓国語が聞こえたり、人々の楽しげな談笑が聞こえてきます。
加えて、自分が、"いいなぁ"、と思った点があります。
"暖かな会話"です。
どうやら、近所の人たちも集まっているらしく、時折、お客さん同士の会話や、店員さんとの会話も生まれていました。
やってきたワンちゃんと一緒に語らう方々。
すくすく育つ、赤ちゃんを抱っこしながら談笑する方々。
なんだか、この街に住みたいなぁ、と思わせられる暖かさが、このカフェにはありました。

 

金魚坂(本郷三丁目

金魚屋の喫茶店? びっくりするかもしれませんが、販売もしています。

 

番外編です。
場所はうってかわって本郷三丁目
友人と合流し、もう一軒行ってみることにしました。
特徴的な建物ですが、中に入ると、建物の構造もすごかったです。
一度、地下に降りた後、2階の座席に登りました。

 

1日でコーヒーを飲みすぎたので、チャイにしました。

 

お店の中でも金魚の水槽があったり、グラスの下にも金魚がいます。油断できません。
どうやら、販売されている金魚も見学できるらしく、親子連れの方が、水槽を眺めていました。
かわった構造のカフェに興味がある方は、行ってみると楽しいかもしれません。

 

まとめ

  • 恵比寿・代々木公園周辺のカフェ巡りをしました。

  • いろんなタイプのカフェを巡れたので、楽しかったです。

  • 本当に"いい"カフェに出会えた時、"いい"休日がやってきます。ぜひ、お気に入りのカフェを見つけてみてください。

 

 

普段は旅行動画を投稿しています。
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キャッシュレス化が進むお年玉は、未来でどうなる?

今更ですが、明けましておめでとうございます。

 

お正月といえば、お年玉。もらった方、あげた方。色々いると思います。

 

ふと気になる記事を見つけました。

最近のお年玉事情に関する記事です。

20歳以下の3割がお年玉のキャッシュレス支給を希望しているようです。

実態としては、まだまだ現金渡しが主流かと思いますが、興味深い話だと思います。

 

ということで、今回はお年玉のキャッシュレスと未来について考えてみます。

 

そもそも、お年玉の由来って知っていますか?

一番有力な説は、各家庭で祀られた五穀豊穣の神様に対して、年末に備えた鏡餅(丸餅)を、神様が帰るタイミングに、お下がりとして、家長から家族等へ分け与えことで、一年の健康と豊作にあやかれるというものだそうです。

 

このため、餅には魂が宿っており、元々は、御歳魂(おとしだま)という当て字だったとされています(諸説あり)。

 

そんなお餅が、お金に変わったのは、昭和の経済成長期以降とされています。というのも、多くの人が農村社会から、都市部に移って生活を始めたため、お米や餅を作らなくなった代わりに、手軽に準備できるお金を渡すことに変わったということでした。

 

丸い鏡餅の御歳魂(おとしだま)から始まったお年玉も、いよいよ、質量を失って、キャッシュレスへと進んでいるんですね。

 

お金のありがたみ(価値)がキャッシュレスになって薄れてない?

現金が主流であった頃は、そう簡単に大金を使うことができませんでした。

 

理由はもちろん、お金を使うには、購入したいものを販売する店舗まで出向く必要があったためです。

 

加えて、手元の財布の残高を超える商品を購入する場合には、一度お金を下ろしたり、冷静にお金に対して、購入するものの価値を推し量る時間がありました。

 

一方、現代では、クレジットカードやプリペイドスマートフォン支払いというように、スマホさえあれば、自宅に居ながら、なんでも買うことができます。

 

つまり、どこでも簡単に、そして衝動的に使うことができるようになったわけですね。

 

お金が揮発性の高いものになったのかも

現金は「実体」があり、「1万円」や「5千円」、もしくは「千円」という単位で「◯枚」をお札として「持って」います。

一方、デジタルマネーは電子上での数字でしかないので、「実体」はありません。

ゲーム内通貨やパラメータを見ている感覚に近く、数値が大きいか、小さいか。多いか、無くなりそうか、みたいなものなので、人によって大小の「感覚」が異なります。

 

また、当たり前ですが、デジタルマネーには、(同一通貨内で)「両替」や「おつり」という概念がありません。
つまり、物理的な「減る」という感覚を得ることができません。

 

現金でもらう2000円と、○○ペイの残高でもらう2000円はどちらの方が多いように感じますか?

 

コンビニやスーパー、はたまたショッピングモールへ足を運んで見た、10000円の商品を現金で購入する時と、ECサイトの画像だけで表示された10000円の商品を購入する感覚も、なんだか違うような気がします。

 

現金の"価値"ってなんだろう?

いくつか、現金であることの価値はあります。

ぱっと浮かんだのは、4つです。

 

一つは、災害に強いことです。停電時に利用できます。

 

二つ目は、目に見えることです。"誰"が"何人"財布にいるかがわかるので、価値や手持ちのお金を正しく認識できますよね。

 

三つ目は、交換の即時性が低いことです。
財布にある現金を超える価格のものは、一度銀行などで引き出す必要があり、さらに、販売されているお店まで、再度出向く必要があります。
そのため、欲しいと思ったものを欲しいと思ってから、購入するまでにタイムラグが発生するようになっています。
これによって、本当に欲しいものなのか、衝動買いをする前に考えることができます。

 

四つ目は、"想い"や"意志"を載せて渡すことができることです。

加えて、現金は基本的に直接渡すことになり、そこには”想い”や”渡す相手への意志”が付与されているんじゃないか、と僕は思います。

 

お年玉のお金や結婚式のお祝い金。
人によっては、わざわざシワのないお札を銀行などで貰ってきて、ポチ袋なりに入れていることを考えると、思いやりなどが、お金に上乗せされると思います。
さらに、普段会うことのできない(会わない)本人から「実体」で受け取ることで、この人が稼いだお金なのに、わざわざ自分のためにくれる、というありがたみが上乗せされるのではないかと思います。

 

もちろん、デジタルマネーでも、利用上限や可視化手段が複数ある点、デジタルでも想いを載せることは可能ではあるので、あくまでも自分の主観になりますが、現金の方が、これらの価値があるのではないかと自分は考えています。

 

改めて、お金の価値を適正な形で認識するにはどうしたらいいのか?

このように、交換の即時性が高まったことや正しくお金の量を認識できなくなっていることで、簡単に多額のゲーム課金やネットショッピングできてしまうようになったため、多くの人が、デジタルの金銭感覚を狂わせてしまっているような気がします。

 

やはり、そうなってくると、現金にあるような「実体」を擬似的に得られる方法があるのかもいいかもしれません。

 

話は微妙にずれるかもしれませんが、「新しいiPhoneが20万するので代わりに20万を持ち歩く」なんて方法で、自分が手にするものの価値を理解しよう、という記事があったりしました。

 

デジタル金銭感覚を適正に保つには、視認できる形でも同額の現金を持ち、比較できるようにするなど、必要になるのかもしれませんね。

 

キャッシュレスお年玉の行き着く先は?

神様の魂がこもったお餅から、現金、そしてデジタルマネー。
魂や想いが抜け、質量を失っていくお年玉は、今後どうなっていくのでしょうか?

 

少し、イメージしてみたいと思います。

 

スマートフォンでの送金になる、ということは、いつでもどこでも気軽にお金を渡せる、ということになります。

すると、どうなるでしょう?

 

わざわざ正月にお金を渡す意味、ありますか?

 

必要がなくなるわけです。

 

そうなってくると、正月に渡さなくても渡せてしまうので、渡す側としては、「今度でいいや」、という思考になります

 

そうなってくると、デジタルで渡す側はお金を渡すことをきっと忘れてしまうでしょう

 

その行き着く先はというと、「お正月にお年玉という形でお金を渡す人が減ることで、お年玉をもらう側は、年々、お年玉をもらう額が減るため、お年玉文化が終焉する」という結末を迎えてしまうのではないか、というのが、自分の予想です。かなしい。

 

お年玉が現金として配られるようになったのも、たった半世紀と少し前であることを考えれば、あと半世紀と少し立てば、消滅することは決しておかしくない話です。

 

お年玉に込められた想いや揮発性がより高まるというのであれば、お金を渡すこと自体も蒸発する、というのが自然な流れかもしれません。

 

まとめ

・お年玉のこれまでと、現在、そしてこれからを考えてみました。

お年玉は渡せるうちに渡しましょうもらえる機会があるなら、「ちょうだい」と積極的に主張しましょう。

「なんでもできること」がお金の価値なのではなく、お金に込められた「想い」にこそ価値があるのかもしれませんね。

 

参考文献

ja.wikipedia.org

www.tokiwa-ss.co.jp

allabout.co.jp

www.quocard.com

dailyportalz.jp

 

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今年のインプット・アウトプットを振り返る

今年も大晦日がやってきてしまいました。


簡単に、今年のインプット・アウトプットを振り返ってみようと思います。

 

1月1日に立てていた目標以下です。
①なんでもいいから1000冊本を読む
②理想の街を探す
③スイス旅行動画投稿の継続
④行ったことがない都道府県に行く

 

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「①なんでもいいから1000冊本を読む」の結果

結果として、約400冊の本を読むことができました。
最初の二ヶ月は100冊ペースで色々読めたのですが、後述する新しく始めたことで、なかなかペースが進まなくなってしまいました。Kindle Unlimted や ジャンプ+ などを活用して、うまく節約しながらいろんな本を読むことができました。

そんな中でも、良かった本をいくつか紹介します。

 

ブルーピリオド

今年一番ハマった本です。この漫画のおかげで、美術に関する知識が増え、美術館/博物館が楽しくなりました。
今年行った美術館を振り返ると、大体旅行先とかで美術館か博物館に行っていた気がします。
東京都美術館(東京)
・ポーラ美術館(箱根)
彫刻の森美術館(箱根)
福島県立美術館(福島)
・DIC川村記念美術館(千葉)
国立歴史民俗博物館(千葉)
すみだ北斎美術館(東京)
鉄道博物館(埼玉)
九州鉄道記念館(福岡)
福岡市美術館(福岡)
九州国立博物館(福岡)
福岡アジア美術館(福岡)

美術系の記事もいくつか書けました。

 

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進撃の巨人

以前、アニメで観ていましたが、漫画でも読了。後半の怒涛の変化や、箱庭を出た世界がどうなっているのかという予想だにしなかった展開に、寝る間も惜しんで一気読みしてしまいました。

 

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか。

USJ回復までの道のりと、アイディア思考法が書かれており、読むとUSJに行ってみたくなる本でした。

 

左利きのエレン

これも今年読んで面白かった本ベスト5に入ります。
これも一気読みした本の一つです。
広告業界という全く知らない業界のことが知れたこと、広告会社に入社した主人公の成長、天才と努力の対比、大きくなっていく世界観に引き込まれていきました。

 

「②理想の街を探す」のその後

出かけるついでに、いろんな駅や街で降りました。そして、新しいお気に入りのカフェも見つかりました。少しずつ、この街いいな、というのが見えてきたので、引っ越すタイミングが来たら、住みたいエリアを絞れそうです。
そのほかにも、住むことはできないかも知れないけど、またいきたい場所もたくさん増えました。海外旅行もそうですが、国内旅行の良さも再発見できた一年だったかなと思います。

 

「③スイス旅行動画投稿の継続」のその後

今年は、動画投稿として、11本投稿(うち、スイス旅行動画8本)することができました。
再生数も少しずつ伸び、5桁再生された動画も出てきました。
編集がなかなか大変なので、来年もゆっくりですが、動画投稿していきたいです。

 

heat02zero.hatenablog.com

 

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「④行ったことがない都道府県に行く」のその後


行ったことない都道府県は、西日本が多いのですが、今年、初めて九州に降り立つことができました。福岡と長崎です。写真と動画はあるので、いつか旅行記として出せるといいなと思っています。
また、今年は初めて東京の島(八丈島式根島)に初めていくことができました。
こうして振り返ると、一昨年、去年と出掛けられなかった分、いろんなところに行くことができたので良かったなと思います。

 

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そのほか、今年できたこと

ブログをまぁまぁ投稿できた

今年は、48記事投稿できました(去年の3倍!)。
そのうちの大半が、8月のものにはなるんですが、一ヶ月毎日更新をやったりもしました。たくさんいろんなことが残せたんじゃないかなと思います。

 

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Podcastを始めた

本の冊数が届かなかった理由がこれなんですが、今年の初めぐらいから、Podcastを始めました。今年だけで約50回更新し、4桁再生されました。
イベントなどにも参加し、新しい繋がりもたくさんでき、感想ももらえるようになり、すごく嬉しかったです。
配信媒体からも公認クリエイターとして掲載されるようになりました。
どれかの媒体のフォロワーが4桁に行ったらブログとかでも紹介したいです。

 

まとめ

世界が段々と動き始める中、クリエイティブに、そしてアクティブに過ごすことができた一年だったかなと思います。
まだまだ未熟ですが、誰かの明日や未来が少しでも楽しくなる記事や動画を引き続き作っていきたいです。

クリスマスツリーは"その後"どうなる?

今年もクリスマスが終わり、いよいよ今年も残すところ数日になりました。

 

12月に入ってから、みなさんも街やショッピングモールへ出かけると、いろんなクリスマスの装飾を見かけていたかと思います。
サンタさん、トナカイ、プレゼント、帽子、雪だるま。可愛らしい絵柄の飾り付けが、毎年印象的です。

 

そんななか、一際目立っているクリスマスのオブジェクトといえば、クリスマスツリーでしょう。
大きなショッピングモールとかでは、原木のもみの木に、さまざまな飾り付けや電飾が施されて、夕方になると、ひときわ綺麗な空間を演出してくれます。

家庭用だと1メートルないぐらいのクリスマスツリーを飾っている方もいらっしゃるかと思います。

 

ふと思ったんですが、クリスマスツリーって大きな存在感を放つのに、1年間のわずかな期間のためだけ展示されるのって、少しかわいそうだなって思ったんですよね。
そこで、クリスマスツリーって、クリスマスのあとどうなるのかを調べてみました。

 

クリスマスツリーの起源

そもそも、クリスマスツリーですが、みなさんは起源を知ってますか?

 

一説によると、元々は、古代ゲルマン民族の信仰に由来するらしいです。彼らにとって、寒さに強い、樫の木を永遠の象徴として祀っていたらしいです。

 

ある時、キリスト教の宣教師が、ゲルマン民族の人たちを改修させようと、樫の木を切ったところ、すぐそばからモミの木が生えてきて、それがクリスマスツリーに使う習慣に結びついたとされているようです。ちなみに、日本で定着したのは、1860年らしいです。

 

クリスマスツリーの木に飾る装飾にも、いろんな意味があるようなのですが、いったんはこの辺で置いておいて、クリスマスツリーがどのくらい消費されているのか、調べてみました。
ウィキペディア情報ですが、どうやら、アメリカでは年間数千万本が生産されていたり、ヨーロッパでは毎年5000万本伐採されてるみたいです。
なかなかエグい数ですね。

 

クリスマスが終わると、ツリーはどうなるか?

クリスマスツリーは、クリスマスの後、どのように扱われるのでしょうか。

 

イギリスでは、毎年700万本ものクリスマスツリーが埋立地に廃棄されているらしいです。

そのほかにも、木材チップや焚き火にも使われるみたいです。

こう見ると、すごく勿体無いですよね。

 

今も、そんな処理の仕方をしてるか、というとそうでもないらしく、最近だと、イギリスやドイツではレンタルサービスもあるみたいで、植木鉢に入れた状態で貸し出されて、シーズンが終わると畑に戻される、なんていうサービスもあるみたいです。フランスのパリでは、動物園の動物に、食べ物や遊び道具としてプレゼントされるみたいです。

 

あと、面白かったのが、オランダではクリスマスツリーでビールを作っているところがあるみたいです。ツリーの葉っぱで、ビールの香り付けをしているようでした。

 

あと、知っている人もいるかもしれませんが、IKEAでは、クリスマスツリー用の樅木を販売しているんですが、クリスマスが終わると、回収してくれて、なおかつ、買った金額と同じ額のクーポンがもらえるみたいです。引き取られた気は肥料や燃料に加工するらしいです。めちゃくちゃいいプロジェクトですね。

 

ということで、クリスマスツリーのその後は、残念ながら、廃棄される場合もあれば、最近ではきちんとリサイクルや別の形に生まれ変わるみたいでした。

 

そのほかのクリスマスツリーの活用法

家のクリスマスツリーを、クリスマス以外も使う方法や、クリスマス以外に使えるクリスマスツリーって作れそうか、について考えてみたいと思います。

 

まず、最初に思い浮かぶのが、観葉植物として設置する、ですよね。

 

クリスマスツリーって形が独特なので、クリスマスツリーとわかりきっているのが問題なのかもしれません。たぶん、クリスマスツリー単体なのがよくなくて、クリスマスツリーの緑色と近い観葉植物を、クリスマスツリーの左右に飾れば、擬態させられるんじゃないかと思います。

 

近い形の観葉植物はないか、探してみたんですが、エレガンテシマなんかが、かなり似てていいかもしれないです。

 

ほかには、ハロウィンツリーとしてハロウィンでも使っている人がいるみたいです。ネットでは、カボチャとかの装飾をしている例を見かけました。
確かに、これは賢い利用方法ですね。

 

まとめ

  • クリスマスツリーのその後について調べてみました。

  • まだまだリサイクルが進んでいない部分もありますが、少しずつ、"その後"も考えたクリスマスツリーが出てきているようです。

  • 未来では、クリスマス以外にも、ツリーが活用されるイベントが出てくるといいですね。

 

参考

www.store-express.com

ja.wikipedia.org

www.designstoriesinc.com

www.alterna.co.jp

ideasforgood.jp

ampmedia.jp

www.weihnachtsurwald.de

英語字幕版動画を作ってみて気付いたこと

 

先日、動画と記事で書きましたが、英語の勉強も兼ねて、英語字幕版旅行記 #1 を作成し、公開してみました。

 

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英語版の動画をつくってみて、気づいたこと、苦労した点などを備忘録がてら、書いてみようと思います。
自分の動画を英語化しようと思っている方の参考になれば幸いです。

 

英語字幕作成の流れ

英語字幕版を作成した手順は以下です。

  1. オープニング(英語版)の作成

  2. #1(英語版)の作成

  3. #2(英語版)の作成

  4. #1と#2の結合

  5. サムネイル(英語版)の作成

英語字幕化にあたって利用したのが、英語翻訳ツールと、英語校正ツールです。
日本語で記載していた字幕を、単に英語翻訳ツールにかけるのではなく、

  1. 日本語文の語彙的・文法的平易化・不要な文を削る

  2. 自分で英語化

  3. 翻訳ツールでの翻訳結果との比較・修正

  4. 英語校正ツールでの最終校正

のような手順で英語字幕を作りました(文脈確認しないと、誤訳しますからね)。

 

英語字幕化にあたって気づいたこと

日本語との文法構造の違い

例えば
「〜なので、」
「〜しました」
という字幕があったときに、
英語だと
「〜しました」
「なぜなら〜だったからです」
のように文の順序を変えたり、くどい文章を削りました。
日本語と違い、漢字のような表意文字ではないので、1字幕に押し込める情報量を削らないと、わかりにくくなるためです。加えて、英語での話し方の順序に変えないと違和感がある部分も(自分の英語力の範囲で)少し変えました。

 

同じ訳出ミスばかりしていることに気づける(英語の勉強になる)

やはり、英語は使わないと、英語は使いこなせないということを編集中に身に沁みました。
まず、自分で英訳した際によく間違えていたのが、arrive(動詞)です。
I arrive (場所)と間違えがちですが、正しくは I arrive at (場所)です。
おんなじミスを繰り返していたので、自分が間違えて覚えているところに気づくことができ、勉強になりました。
あとは、時制ですね。手癖で、助動詞(can, will等)の過去形 + 否定系 + 動詞の過去形を書いちゃったり、受け身で書けてなかったり、というのを散見しました。

あとは、語彙の平易化するのはいいんですが、バラエティがとたんになくなってしまったので、基礎的な語彙力を上げる必要もありそうです。もちろん、基礎的な語彙だけでも十分伝わるとは思いますが、味っけない字幕になってしまいますからね。

加えて、話し言葉調が良いのか、書き言葉調が良いのか、その辺りも見極めて行けたらいいなと思います。

 

意外と追加の編集時間がかかる

#1と#2の編集データを元に、英語版#1を作成するので、かかっても2時間程度で編集が終わるんじゃないか、と思っていました。しかし、そんなことはありませんでした。
翻訳結果の突き合わせや、字幕の都合上、"g" や "y" がはみ出る部分を少し直してみたりとやっているうちに、各話3時間程度かかってしまいました。ある程度、根気が必要になりそうです。
今のところ、日本語での語り + 英語字幕等は考えていないので、今後の投稿でやるとしたら、日本語と英語の字幕を同時に出す、とかになるのかなと思っています(少し妥協しました)。

 

日本語版と英語版チャンネルを分けるべきなのか?

正直、これは出してみないとどうなるのかわかりませんが、メリットデメリットあると思います。
メリットとしては、海外からも観てくれるので、観てくれる方の母数が増え、チャンネルの幅が広がる点かと思います(自分も、英語の勉強がてら、海外の方と交流できたらいいなと思って作りました)
一方、デメリットとしては、公開先が中途半端、ということでしょうか。動画の公開先や居住地域を設定できたりするようなのですが、海外の人に見てもらうとするなら、公開先を海外にした方がいいなんて話も聞いたことがあったりします。
それに、2言語の動画を同一チャンネルで出しても、日本語の動画だけ、英語の動画だけ、と、わかる言語側しか観てもらえない可能性もあります。
まずは、しばらく様子を見てみたいと思います。

 

まとめのようなもの

英語字幕版を作るにあたっての所感を書き出してみました。
もっと英語を使いこなせるようになりたいなと思いました。
もう少し早く編集できるようになったら、差別化できたらいいなと思います。

【スイスひとり旅 11】 人生最高の”絶景”ハイキング! / スイスハイキングの天候差を知ろう!(動画版あとがき)

みなさんこんにちは。

 

旅行記動画化、第11話が公開されました。

 

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動画版の後書き・補足

スイスハイキングにおける、天候の重要度

今回は、前日のルートのリベンジという形で、濃霧/快晴の景色をお届けしました。
快晴のときに、ミューレンをハイキングができると、とんでもない絶景みられることがわかりました。

谷底のラウターブルーネンも同様です。晴れの日をしっかりと狙っていきましょう!

谷間の村の"真の姿"が現れました!

 

ユングフラウ3山とウェンゲン地方を望む車窓

グリュッチアルプからミューレンまでの車窓は本当に絶景で、ユングフラウ3山や、対崖のウェンゲン地方と、山々の稜線を眺めることができます。

メンヒとユングフラウの間に、スフィンクス展望台が観えます

谷底を走る登山鉄道とは違い、高地の崖沿いを進むため、景色の変化がある素敵な路線でした。ぜひ、投稿した動画で雰囲気を楽しんでみてください!

 

中間駅のウインタエッグにはレストランが併設されていました

稜線がくっきり。ウェンゲン地方もよく観えました! 山の向こうはグリンデルワルト地方

 

次回予告

次回は、ラウターブルーネンから、ウェンゲンを経由してメンリヘェンへ登り、ユングフラウ地方を一望できる展望台と、ユングフラウ3山へと向かって歩く、展望ハイキングをお届けします!

チャンネル登録・応援お願いします!(既にしてくださっている方、めちゃくちゃ動画作成の支えになってます!ありがとうございます!)

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語学学習の"ペイン"と向き合う

語学学習に代表される資格学習ですが、大半の人は単位認定や昇進に必要だから「取らなければいけない」といった外的要因による勉強で、学習モチベーションが高まらないのではないでしょうか?

 

かくいう自分も、モチベーションはあるけど、ゆるく語学学習しているため、自分に言い訳をし、サボってしまうことがよくあります。今でこそ、コツコツ作業できることも増えましたが、小・中学生の時は、夏休みの宿題は最後の週に頑張るタイプでした。

 

試験の申し込みをして、

「まだ1~2ヶ月あるし大丈夫でしょ」

と思って余裕ぶっこいていたが、一週間前になって、

「週末試験だけど、全然勉強できてないや…やばい」

 

なんて話はよくあると思います。

 

先日、TOEIC学習方法について雑記を書きましたが、学習に向き合う学習姿勢については書いていなかったので、自戒の意味を兼ねて、「やりたくないな〜」とか、「しんどいな〜」と思っている、自分の語学学習のペインに向き合い、「何が勉強を阻害しているか」、「やる気を奪っているか」を知り、解決策を考えたり、自分を許す方法を模索してみようと思います。
何か、読んでくださる方にとってのヒントになると幸いです。
※ 年内にTOEIC受けるので、そこに向けた整理も兼ねています。

 

(自分の)語学学習のペイン

 

時間に関するペイン

まとまった勉強時間を確保できない / 時間がない

→ 本当にそうでしょうか?
分刻みのスケジュールですか? 社長でないのなら、時間はあるはずです。

今、スマートフォンをスクロールして失った勉強時間は、試験前日に"復習"できる内容を勉強していたかもしれません。

まとまった時間がなければ勉強できない人は、まとまった時間がなくても頑張って勉強している人に負けます。短い時間でも、まずはできることから勉強してみましょう。

 

じゃあ、短い時間で勉強するにはどうしたらいいんだ?
→ 問題を分割しましょう。勉強するなら全部の範囲を(一度に)やらなければいけない、と感じているんじゃないですか?
全部こなせるようになるのは、もっとできるようになってからで大丈夫です。いきなり全部こなせる人は、もう必要なスコアに近づいている人でしょう。

時間がないなら、効率を考えましょう。今できていることはなんですか?
リスニングですか? リーディングですか?
それとも、文法問題ですか? 文章問題ですか?
どのパートが得意ですか? どのパートが苦手ですか?
得意を伸ばすより、苦手を伸ばす方がスコア上昇確率は高いです。優先度付けして取り組みましょう。
あ、でもまずは最低限単語を覚えることはやった方がいいです。

 

じゃあ集中するにはどうしたらいい?
→ なぜ集中できないと思いますか?
環境?体力?
家だと人目がなくてサボってしまうなら、人目のある場所で勉強しましょう。
テキストで勉強しているなら、勉強中にWIFIスマホは必要ないです。
スマホで勉強しているなら、他のバックグラウンド起動アプリは消して、通知も切りましょう。
体力なら、体力のある時間帯に勉強しましょう。仕事終わりは疲れているなら、仕事前に1時間でいいから集中してやりましょう。それで、寝る前は単語を覚えるとか、暗記系にした方がいいです。

 

量に関するペイン

試験問題を一度にこなすのがしんどい / ちょうどいい量の勉強ができない

→ 上記でも書きましたが、優先づけと問題の分割をしましょう。一度に全部勉強するのは無理です。あなたの秘孔を見つけて突きましょう
例えば、大問ごとに曜日を分けて解いてみたり、問題を、時間を測って解くとき(速読)と時間を測らずに解くとき(精読)の二つでやってみる、などメリハリをつけてやってみると、少しは刺激があっていいかもしれません。
中途半端にやると、めんどくささが打ち勝つのが人間です。やるなら、やることをはっきりさせてから取り組むのも良いかもしれません。

 

丸付けで精一杯 / 解説まで一個一個丁寧に追うのがツラい

→ 全部解いてから採点・解説をするのはツラいです。めっちゃわかります。
ランナーの電柱方式(正しい名称は不明)のように目標スパンを短く切って取り組んでみるのはどうでしょう?
・1問解く → 採点する →  解説を確認する
あとは、最初から気合いれすぎ、もあるかもしれません。無理にたくさん解こうとはせず、しんどくならない程度の量からこなしていきましょう。
バーベルを100kg上げる人は日々鍛錬している人です。上げる力がない人や、正しい上げ方を知らない人が無理をして上げようとすれば体を壊しますよね。
今日は10問やったら終わり。自分に合う目標を定めましょう。

 

やる気に関するペイン

習慣づけが難しい/スケジューリングできない

→ 習慣は身につけるものではなく、勝手に身につくものです。
身につかない習慣は、たぶん、生活の導線上を外れているのだと思います。
程度が大きかったり、特別な動作が必要だと、3日までは意識的にやるのかもしれませんが、なかなか身につかないです。

あとは、目標なき実行も習慣にはつながらないと思います。
ただ、こなすのではなく、何のために何をどこまで(どの程度)やるかを日割りしてやるといいかもしれないです。

 

モチベーションが続かない

→ これは、前回も書きましたが、資格取得を目標にしない、というのがいいかもしれません。

 

heat02zero.hatenablog.com

正直、英語の勉強で一番大事なのは、モチベーションだと思います。環境的要因(海外赴任や仕事で英語を使う)がない限り、勉強が嫌いだったり、英語が得意でない人は、TOEICそのもののスコア取得をモチベーションにやると、続かないことが多いです。

個人的におすすめなのが、「英語(TOEIC)を目的のための手段として学習する」ことです。例えば、海外旅行に行きたい、とか、リアルやオンラインゲームで外国の方と仲良くなりたい、とか、自分の創作物を英語でも配信したい、などが挙げられると思います。

前回自分が書いた上記のTOEIC学習の記事から抜粋

でも、取らないと昇進に関わると言われて…」
「入試で必要だし…」
昇進したい、合格したいという気持ちは本当にありますか?
"その願い"が本心なのか、再確認してもいいかもしれないです。



その他のペイン

綺麗な参考書に書き込みをしたくない。本番では問題用紙に書き込みNGだから、問題集に書き込みたくない

→ これって僕だけですかね?
でも、これって要するに、書く用の問題集があれば解決するってことですよね。
なら、書き込む用にもう一冊買いましょう
確かにテキスト代は嵩みますが、投資コストとしては圧倒的に安いです。
仮に、海外旅行や海外赴任したいと思った際に、語学がハードルで諦めることになったり、現地で通訳をしてくれる人がいなくて、行動に制限がかかってしまったり、話せなくて通訳雇わなければいけなくなったり、海外のお土産屋さんでぼったくられるぐらいなら、今テキストをもう一冊買って英語ができるようになる方が、圧倒的に安く済みます。
もう一冊買ってジャンジャン書き込みましょう!

 

あんまり体調が良くない/疲れを感じていて勉強が…

まずは体調を整えましょう。一旦全ての作業を中断して、しっかりご飯食べて寝た方がいいです。自分のこれまでの経験上、睡眠時間を必要以上に削ることはエナジードリンクの摂取と大差ないです。副作用の大きい元気の前借りだと思ってください。かえって集中力や体力、パフォーマンス、記憶定着を下がります。極力やめましょう。
まずは、体をご自愛ください。

 

まとめ のようなもの

自分自身が感じる語学学習のペインについてまとめてみました。
文字に起こすことで、自分のペインを認知・理解でき、解決策を考えるきっかけになったのはよかったです。またペインを感じたら、書き足そうと思います。

 

英語ができれば自己実現できることやできる仕事も増えるし、いろんな人とコミュニケーションができるようになるので、もう少し頑張っていきたいです。
あわよくば、英語で旅行動画も出していきたいです(観てくれる人が段違いで増えますし)。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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記事書いてよかったなぁって思えますのでよろしくお願いします!

 

普段は、スイスの旅行動画を投稿しています。


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