
初めて目にしたものの衝撃って、何歳になっても、言葉で伝えるのって難しいですよね。
表現する語彙が出てこないんですよ。
そんな経験を、久々にしてきたので、綴っておこうと思います。
初めての公演鑑賞
先日、初めて、劇団の公演を観に行きました。
きっかけは、知り合いのポッドキャスターからの紹介。
パーソナリティのお一人が出演する、とのことで観に行かないか、とお声がけいただきました。
初めて降り立った、東高円寺。
劇場の最寄駅です。
今回、鑑賞したのは「来栖匠の魔界血婚大戦争」という公演。
あらすじを簡単に話すとこうです。
主人公・来栖匠は、彼女へのプロポーズを果たし、親族との顔合わせに臨むものの、やってきたのは、なんと、悪魔にバンパイア、メデューサ!
さらに、熱血警察官やストーカーまで乱入し、顔合わせは大パニック。
果たして、無事にゴールインできるのだろうか・・・?
ジャンルは、ドタバタラブコメ、が近い気がしました。
同行する皆さんと集合し、ビルの階段を降ります。
会場は、20人ぐらいの小劇場。
文字通り、舞台には白い幕がかけられていました。
初めての場所、鑑賞ということでソワソワしつつ、開演を待ちます。
定刻。音楽と同時に、(物理的に!)幕が切って落とされました。
劇団の公演ってすごい!
内容は具体的には言えないのですが、公演、とても良かったです。
初めて観劇した自分なりに、良かったところをいくつか挙げます。
キャストの存在感
男性の役者さんは比較的体が大きいことから、そもそも迫力がありますが、今回、特に驚いたのが女性の役者さんたちの声量と迫力です。
普段、女性の方がこの声量で会話される様子を目にすることがないためか、すごく迫力と力強さを感じましたし、さらには、公演の80分間、その声量を保ったまま演じられていたので、より劇中にのめりこめました。
舞台との距離感
映画館や大きな劇場では、ステージを境に、演者とオーディエンスが区切られていたり、ステージが一段高く立っていることが多いかと思います。
今回の舞台は段差がなく、演者の皆さんと高さや目線が同じなので、オーディエンスも含めて舞台空間が出来上がっている感じがしました。
よく、映画館などで鑑賞すると、目線に客席が入ったりすることで、ふいに集中が切れ、映画を観ている自分や、映画館にいる自分を自覚してしまうものです。
それが全然ありませんでした。
それもきっと、舞台との距離感がのめり込めるようになっていたからなのかなと思いました。
空間的な演出
ふたつ目に近いですが、演者と観客の距離が近いが故に、立体的・前後に動く演技・声や音の響きを含めた空間的演出も楽しめました。
同じ世界観・空間内で、ドラマが繰り広げられている感覚を味わえるのが、劇場での良さ、でしたね。
総じて、生で観ることの素晴らしさを感じられたし、これを世の中で知らない人がいるなんて、みんなもったいないぜ、とも思いました。
初めての「良かった!」は言葉が出ない
講演後、演者の方とお話しさせていただいたのですが、観劇自体、初めてと言うこともあり、「良かった」ことを、適切に伝える語彙が出てきませんでした。
ボディーラングエージしながら、
「とにかく、とにかくすごかったんです!」
と言うことしか、できませんでしたね。
新しいことを初めて経験したときって、語彙が全然出てこないんですね。
今回久しぶりにその感覚を得ることができました。
もし、まだ観劇させていただく機会があったのなら、もう少し、芯を得た感想を伝えてぇなぁというのが、最後に思ったことでした。
世の中は、まだまだ「初めて」で溢れている
今回、改めて思ったのが、「世の中には、初めてのことがまだまだある」ことです。
そして、その "初めて" は、あなたから「語彙」を奪い去ってしまいます。
この面白さを体験できる出来事は、世界にまだまだ溢れています。
ぜひ、みなさんも、たまには "初めて" を探してみてはいかがでしょうか。
写真:劇場の写真がなかったため、昨年のロンドン観光の際に通った、ハリポタの建物で代用。





