僕はまた、旅に出る。

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名字のパラダイムシフトの中で

 

7月から新しい場所に異動になりまして、バタバタしておりました。
新入社員以来、初めての異動ということで、ワクワクドキドキした2週間を過ごしておりました。

 

これまで長らくの間、異動者を見送る側だったのですが、いよいよ異動する側と言うことで、先月頭から、仕事や成果のまとめ、引き継ぎ作成、新部署での立ち上がりと、忙しい状態が続いていました。

 

ようやく、少し落ち着きまして、この一連の動きを振り返ってみると、気付くことがいくつかありました。
・異動が決まってからは、あっけなく、そして、あっという間に時間が過ぎ去ったこと
・決定当初は不安だったはずが、いつのまにかワクワクしてくること
・入社時と違って、同じタイミングで新しい場所に移る同期がいないこと
・新部署での自己紹介や議論では、自分の専門性や経験を活かして話せるようになっていおり、少しだけ、強くなってニューゲームしているような感覚になったこと
・部署のフロアを見渡すと、周りには知らない名前、名字の人しかいないこと

 

色々と、見送る側では得られない新鮮な気付きがありました。

 

この中で、一番印象的だったのは、やはり、周りに知ってる名字の人がいないことだったかなと思います。
井の中の蛙、ならぬ、部の中の蛙といった感じで、まだまだ知らない人が社内にたくさんいることを実感しました。

 

前置きが長くなりましたが、今回は、名字について、以前から時折考えていたことをお話ししようと思います。

 

あらかじめ断っておくと、厳密には、名字(苗字)と姓、氏や家名などは定義などが違うと思いますが、今回は名字に集約して表記します。
使い方が間違っている記述もあるかと思いますが、ご容赦ください。

 

名字のあれこれと、歴史と。

みなさん、名字について、考えたことはありますか?
自分は、これまでの人生で名字について考えたことが、いくつかありました。

 

「名字って何種類ぐらいあるんだろう?」とか、
「名字や名前の漢字の画数が少ない人は、テストでちょっとだけ有利だな」とか、
「名字がかぶる感覚って、どうなんだろう?」とか、
「名字ごとに印象ってあるよね」とか、
「会ってみたら、名字と全然印象の違う人がいた」とか。

 

今回は、名字の歴史を振り返りつつ、名字はこれからどうなっていくのか、話していきたいと思います。

 

名字の起源は平安時代後期らしく、しかも、公家と武士によって、名字の付け方や意味合いが違っていたらしいです。
公家は、家を区別することが名字を名乗る事の目的だったのに対して、武士が、自分の土地の所有権を主張するために、自分の土地の地名を名字として、代々継承するようになったとのことでした。この時、日本の地形の多様さや、開墾による地形変化が、様々な土地に関する名字を産んだのかもしれませんね。

 

江戸時代には、名字許可制があったりとか、許可がないと名乗れない名字があったり、明治時代(1875年)に、明治時代に、国民に名字を持つことが義務付けられた(平民名字必称義務令)とか、歴史を辿ると、今の形の名字は、結構歴史が浅かったりします。この時に、現代に続く、地名、地形風景、方角、職業などから名字を届け出た方もいるので、よりバリエーションが増えたのだと思います。
大阪さん、森さん、西さん、服部さん、鍛治さん、犬飼さん、考えてみると、色々ありますね。

 

一方で、ここで思うわけです、つまり、名字の巨大なうねりはこの時から止まってしまったのではないか、ということです。
何が言いたいかというと、明治時代のこの時に名付けられた名字は、明治時代の文化なども含めて名付けられたが、それ以後、時代に沿って名字が新たに作られたり、変容することがほとんど止まっているんじゃないか、と。

 

もし、全国民に「今の名字をリセットして、新しい名字を作って」と依頼が来たらどうする?

現代でも、名字を変えることは可能です。
ざっくり言うと、家庭裁判所に書類を提出して、やむおえない理由を裁判官に説明して、裁判所から許可をもらう、そのご役所に提出すればいいとのことです。
この、やむおえない理由というのは、「元の姓に戻す」、「外国人配偶者の姓にする」、「奇妙な名字である」などが該当するようでした。
なかなか大変なので、現実で名字のバリエーションは増えなかったのはここに理由があったのですね。

 

仮に、現代の名字に改名できるとすれば、昭和以降誕生した(定義づけられたもの)すべてのものが、名字の対象になると思います。
物体で言えば、新幹線、リニアモーターカー、カメラ、パソコン、テレビ、スマホ、ゲーム機
職業で言えば、明治以降では、電話交換手、紙芝居や、竿竹屋、平成から生まれた職業でも、IT系の職業や、心理カウンセラーに、ネイリスト、最近ではプロゲーマーなどがあったりします。
そのほか、デジタル世界でも色々と新しい概念が生まれました。
これらを名字に使うこともできるはずです。

 

もしも、新しい名字を名乗っていいとしたら、あなたは、なんという名字に改名するでしょうか?

 

名字で溢れる創作の世界

一方、創作の世界では、インターネットの発展に伴い、おそらく新しい名字が指数関数的に増えているはずです。
古くは小説、身近なSNSのアカウント名から、最近ではバーチャルユーチューバーなど、創造(もしかしたらこちらが現実?)の世界の中では、より自由で発想豊かな名字や名前が生まれ続けています。
加えて、日本のネットは匿名文化であるため、他国に加えて、これからもさらに名字が増えていくことが見込めそうです。

 

名字の未来はいかに?

おそらく、現実空間での名字は、少子高齢化に伴い、減っていくことは確実でしょう。人口の多い名字の方が残れる可能性が高いので、人口の少ない名字から消滅してしまうことになると思います。
2100年の人口推移予想は、4600-6400万人なので、
名字ランキングを見ると、1位の「佐藤さん」から20位「清水さん」までの合計人数が、おおよそ1870万人で、現在の人口の約16%なので、この比率がより高くなるのかもしれません。

 

現実世界とバーチャル世界の立場が反転した場合、世界は名字で溢れるのか?

仮に、現実とバーチャルの立場が反転すると、現実世界の名字はどのような役割になるのでしょうか?
識別することさえできればいいので、名字の多様性はなくなるかもしれません。例えるなら、ゲームでの個人IDが、現実側になるということ。ある意味、現実ではマイナンバーだけを持っている、というような状態でしょうか。
さすがに、現実的には、番号で呼び合うのはコミュニケーションに難があるので、バーチャル世界側の名字を名乗ることにはなると思います。
また、バーチャル世界では、見た目や種族も自由自在です。自分の現実世界の先天的に与えられた肉体や立場にとらわれず、気軽に自由な名前を名乗れるので、これまでの名字の概念にとらわれない新しい名字も出てくるかもしれませんね。
もしかしたら、日本人は外来語ベースの名字に憧れ、日本好きの外国人は漢字にあこがれて、漢字やアルファベット、ひらがなにアラビア文字を併せ持つ、独自の名字が作られるかもしれません。

 

まとめ

・名字の歴史と、名字のこれからについて考えてみました。
・果たして、この先、世界は名字で溢れていくのでしょうか。それとも、世界は佐藤で溢れるのでしょうか。もしかしたら、我々はそのパラダイムシフトの中に身を置いているのかもしれません。
・また、未来の世界を予想することは、もしかしたら、みらいの名字を予測することにつながるのかもしれません。
・バーチャル世界に移る方は、名字の用意をお忘れ無く。

金沢まったりカフェ巡り 3選

 

人混みが戻ってきて、落ち着いたカフェが恋しくなるようになりました。
今回は、春先の金沢に寄った際に訪れた、まったりできるカフェを3件を紹介します。

 

安江町ジャルダン

金沢でも有名な、"謎屋珈琲店"へ向かう途中、別院通りを歩いていくと、町屋の並ぶ通りがあります。

金沢の魅力は、何といっても、古き良き街並みと、明るく新しい街並みが融和する風景です

 

目的の町屋、安江町ジャルダンが見えてきました。

 

昔ながらの外観の町屋の中を通り抜ける、カフェへの入り口が。

 

引き戸を開けると、こぢんまりと、静かな空間が広がります。
電球は小さく光を落としていて、窓から光が注いでいます。
メニューは黒板に書かれており、スイーツセットがありました。
スコーン、パンケーキ、プリンから選ぶことができます。

スコーンを選択。その場で焼いてもらえ、25分ほど、まったりと待ちました。

 

外はさくさく。中はふわふわ。ホクホクと昇る湯気。
添えられたベリージャムと、もったりしたクリームとの相性は抜群で、暖かな気持ちになることができます。合間に流し込むアイスコーヒーの冷たさが、安らぎを与えてくれました。
金沢駅での混雑を忘れて、ほっとした時間を送ることができる最高のお店でした。
また食べに行きたい。

 

フレール

 

ひがし茶屋街に向かう途中、一際立派なレンガ作りの建物が目につきます。
約100年にもわたる築年数を誇る建物の一角に、この喫茶店があります。
お店は、落ち着く雰囲気。お客さんの年齢層はさまざまで、地域の憩いの場も兼ねていそうでした。
マスターが優しい方で、カウンターに座る観光客の方にはおすすめの場所を教えたりしている光景が見られました。

アイスコーヒーを注文。歩いてほてった体が冷えていく。

建物正面より。国登録有形文化財とのこと。

 

ドラマに出てきそうな雰囲気で、歴史好きの方にもおすすめです。

 

甘cafe kan

通りに面する和カフェ。2階には畳敷の部屋もあるようです。

 

金沢といえば茶屋。和のテイストを味わいたくて、立ち寄りました。

 

加賀のほうじ茶をいただきました。

 

一階の通りに面した座席で、ほうじ茶をいただきました。
まったりと通りを眺めながら、香り豊かなほうじ茶を一口。
力が抜けて、思わず、ため息が出ます。
ほっこりとした気分を味わいたい方、おすすめです。

 

まとめ

観光客が戻ってきた金沢は大賑わい。帰りにお寿司を食べました。

 

・金沢のまったりカフェを紹介しました。
・古き良き町屋と、近代的な建物の街並みは、金沢ならではでした。
・他にもたくさんのお店があるので、お気に入りを探してみましょう。

 

以前書いたカフェ記事

 

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国分寺カフェ探訪

 

友人と別れた帰り道。ふと、まだ陽が高いことに気付きます。
今回は、国分寺のカフェに立ち寄った時の記録です。

 

自家焙煎珈琲どりっぷ

南口から歩いてすぐのところにある喫茶店
15種類を超えるコーヒー豆が置かれており、好きな豆・好きなドリップ方法(ドリップ/ネルドリップ/アイス)でコーヒーをいただくことができます。
2階にあり、窓際から通りを見下ろすもよし、カウンター座席でまったりするもよしの、落ち着くお店です。

drip-coffee.com

 

ガテマラとブレストバレー ブクを購入

 

訪れるタイミングによって、豆のラインナップが異なるようです。
今回は、お店で「コスタリカ」のアイスコーヒーを、持ち帰りで、「ガテマラ」と、見覚えのなかった「ブレストバレー ブク」を豆で購入しました。

 

どこにあるのか、気になったので調べてみたところ、エチオピアのオロミア州グジにある、ブク村というところで採れた豆みたいです。
「グジ」というのは、エチオピア・グジとして売られているのをみたことがあるので、このあたりの味と似ているのかもしれません。

 

フレンチローストあたりの焙煎度合いの物をいただき、飲んでみると、カシスやベリー系の複雑な味わい。
後味の苦味は少なめで飲みやすく、おいしいです。

 

胡桃堂喫茶店

 

国分寺駅北口から、歩いて5-10分ほどの場所にあります。
店内は、木の温もりを感じる、古くも新しい雰囲気でした。
蔵前にあってもおかしくない、素敵なお店です。
あと、なんだか、台湾のような雰囲気も感じます。

 

kurumido2017.jp

 

お店を作るにあたってのテーマも素敵でした。

こちらではアイスコーヒーをいただきました。
3種類のアイスコーヒーがあるようで、階段脇では、水出しコーヒーが作られていました。
店内は木製家具で統一されていて、明るくモダンな雰囲気が好きな方はおすすめです。ドラマで見るような、あたたかな喫茶店でした。

 

まとめ

国分寺駅周辺のカフェを訪れました
・コーヒー豆好き、喫茶店の雰囲気が好きな人にとってはたまらない、素敵な喫茶店でした
西東京にもたくさんいいカフェがあるので、色々回ってみたい

 

以前書いたカフェ記事

 

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山中湖カフェ巡りおすすめ3選

 

穏やかな森のカフェで得られる、癒しの成分があります。
今回は、冬のとある日に出かけた、山中湖カフェ巡りの様子をお届けします。
どのカフェもオススメなので、ぜひ最後までご覧ください。

 

PAPER MOON (ペーパームーン)

森の中に佇む、おしゃれなカフェです

「大人にとって心地よい時間と空間」をコンセプトにした山中湖畔のカフェ雑貨店です。

https://basel.co.jp/papermoon.html

自分が訪れたのは冬でしたが、夏になると、緑豊かな森のカフェへと姿を変えます(上記ホームページを見てみてください!)。

優しく温かい照明が出迎えてくれます。

開放感のある建物に暖色系の照明。ほっとする時間を提供してくれます。

 

ショートケーキと珈琲。

高級の部類の価格ですが、味はホンモノ。
今まで食べたショートケーキの中でも指折りの美味しさで、チョコレートの濃厚な甘味、いちごのフレッシュな酸味、クリームのさっぱりとした甘味が見事に調和していました。
このほかにも、さまざまなパイやケーキが用意されています。
夕方になると、売り切れのものがあるので注意。

 

屋内には、薪ストーブが設置されていました。

天井は開放的で、ドライフラワーが展示されている。

コンセプトにもあるように、あたたかな室内で、美味しいスイーツを楽しみながら、心地よい時間と空間を満喫できる、最高のお店でした。

 

併設の雑貨スペース。丁寧な暮らしを想起させる。

山中湖に行く際には、ぜひとも立ち寄っていただきたいカフェです。

 

Koo cafe (クーカフェ)

湖畔から森へ向かって歩くと現れる、憩いのカフェ

日々、都会の喧騒に揉まれていると、ここから今すぐ逃げ出したいと感じる瞬間があります。
そんな、逃げ先の一つとして、真っ先に挙げたいほど素敵なカフェが、ここ、Koo cafe(旅舎つきあかり)です。
森の中のホテルに併設されたカフェは、慌ただしい日々を忘れさせてくれるほどに、癒しの時間を与えてくれます。

www.coffeegrains-mane.com

ryosha-tsukiakari.jp

 

アイスコーヒーとチーズケーキ

みっちり系のベイクドチーズケーキは絶品。
自家焙煎のコーヒーで一息つきながら、一口、ケーキを口へと運ぶと、甘美な余韻に包まれます。おいしさが舌先を通じて、全身に広がる心地よさを実感できるはずです。
室内やテラス席からは森を眺めることができ、忙しい日々で淀んでしまった心身が洗い流されていきます。
自分が訪れた際には、オーナーさんとおしゃべりさせていただき、優しい時間の流れる中、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 

今度はカフェだけでなく、ホテルにも泊まりたい

時間がある方は、ぜひ訪れてみてください。
静かな時間を過ごしたい方は、一人で訪れてみるのも良いと思います。

 

暮らしの香り 山中湖アトリエ

こちらも、湖畔から離れた森の中にあります

自然と暮らしをつなぐ"香り"に、丁寧に向き合うことをコンセプトとした、香り製品を作るアトリエ、兼カフェ併設のショップになっています。

www.kurashinokaori.com

 

店内に入ると、心癒す香りが広がっており、さまざまなフレグランスやハンドソープ、キャンドルなどが販売されています。

 

テラス席でチャイをいただきました。

都会の中にも、さまざまなフレグランスショップがあります。しかしながら、デパートや人混みの多い街中では、どうにも浮ついた感じがして、落ち着いて香りを選ぶことができません。


お店で香りを選ぶ時に感じたのは、落ち着いた空間、自分自身がリラックスした状態では、選ぶ香りが少し異なる、ということです。

 

一つ一つの香りを手に取り、鼻先にのみ集中できる環境は、香りの先に想起される世界や空間にまで、心を向けることができます。
気を逸らすためや気分転換をするために用いる香り、ではなく、自分に合う居場所を作り出してくれる香りを探す旅ができます。

 

ディフューザーとハンドソープを購入しました

お店まで歩いて行くことは可能ですが、湖畔からはかなり離れています。
車をお持ちの方は、車で行くことを推奨します。
落ち着いた時間の中、香りに向き合う楽しさを知りたい方は、ぜひ訪れてみてください。

まとめ

山中湖のカフェ巡りをしました。特におすすめの3つのお店になります。
山中湖は意外にもカフェが多いので、機会があればぜひ訪れてみてください。
都会のカフェにはない、心の平穏を得たい方、山中湖のカフェ、おすすめです。
きっと癒しのひとときを与えてくれることになると思います。

以前紹介したカフェの記事

 

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普段は、旅行やカフェ巡り記事を中心に、記録を残しています。
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はてな版追記:次回は国分寺のカフェ巡り記事になります(探訪済)。あとは、金沢・蔵前の記事も投稿予定です。

"春" と "たてもの"

気付けば、"春"が居ます。

 

先日、小金井公園へ花見に出かけた日の雑記です。

 

初めての小金井公園

花小金井を降りると、桜並木が続いていました。
駅から歩くこと、おおよそ10分弱。
小金井公園に到着です。

この日は、桜の見頃を少し過ぎたあたり。それでも、とんでもない人が花見をしていました。

まず、公園がデカい。いい意味でデカい。
何ヶ所か都内にある公園は回ってますが、本当に東京にある公園なのかと思うぐらいには大きかったです。
加えて、公園の大きさを上回るほどの雑踏。天気が良いこともあり、人に自転車、あふれんばかりの人たちが花見を楽しんでいるようでした。

 

江戸東京たてもの園

もう一つの目的が、小金井公園内にある、東京江戸たてもの園です。
ここでは、東京各所に存在した、歴史的・文化的価値が高い建造物を移築し、展示されています。
東京の歴史的邸宅の住宅展示場、といったら雰囲気が伝わるでしょうか。
建築物好きにはたまらない場所になっています。

邸宅からのぞく、四季の変化も楽しめます。

とある邸宅は、まるで京都を思わせる風情。秋の紅葉の際にも訪れてみたい。

なんと、銭湯もありました。昔、足立区にあったようです。

一見、現代風の建物ですが、1942年の邸宅だそう。住みたくなります。

古き良き日本の"たてもの"から、洋風建築まで、20以上の邸宅が並んでいるため、それぞれが"住みたいなぁ"と思えるお家が見つかるはずです。

 

まとめ

春を感じられる素敵な休日でした。
"たてもの"と"季節"の組み合わせ、いいものですね。

南池袋・雑司ヶ谷カフェ巡り

最近、大きな駅にあるカフェは、どこへ行っても満席です。
カフェの数は増えているはずなのに、"落ち着いた"カフェが減ってきている気がします。穏やかな時間をカフェで過ごしたい…

 

今回は、南池袋・雑司ヶ谷エリアのカフェを巡った、ある日のことを残そうと思います。

 

キアズマ珈琲

ガラガラと引き戸を開けると、穏やかな世界が待っています。

古民家カフェ、とくくる方も多いかもしれませんが、"キアズマ珈琲"という一つのコンセプトと言って良いでしょう。
ガラガラと引き戸をあけると、暗めの木造床に、立派な柱。対照的に、白い壁面が、落ち着いた印象を与えてくれます。古いようで新しい、不思議な感覚です。
入り口からは、明るい日差しが差し込み、穏やかな休日を想起させます。
空間と光の調和を大事にしているように感じました。

1階にはカウンター席とテーブル席があり、2階にもテーブル席があります。
落ち着いた店内の雰囲気に、深めにローストされた、コーヒー豆の香り。
黙々とオーダーの品を準備する、カウンター越しのお店の方々。
なんだが、映画のワンシーンのようです。

アイスコーヒーと、ビーフパストラミサンドを注文。

ホットドッグやパストラミサンド、デザートがあります。
コーヒー豆で、コロンビアを購入しました。
穏やかな気持ちになれる、また、立ち寄りたい名店でした。

 

リールズ 西洋釣具珈琲店

店内は明るく、街に愛されるカフェでした。

都電雑司ヶ谷駅から歩いてすぐの所にある、明るく居心地の良いカフェです。
ディスプレイには、さまざまなデザートが置かれていて、どれも素敵なビジュアライズでした。実物を見てしまうと、食べたくなりますね。
アイスコーヒーは、ダッチコーヒーもありました。
豆も販売しています。

 

ベイクドチーズケーキはみっちり系。

お店が混み合ってくると、賑やかで楽しそうな会話が広がり、お店の方と地元の方の会話から、地域に根ざしたカフェなんだなと感じました。

 

珈琲豆焙煎所 Toden Coffee

リールズの隣、都電雑司ヶ谷駅からも近い

昨年できたばかりの新しい珈琲屋さんです。
豆の品揃えが豊富で、お客さんに寄り添った豆を提供したいとのことから、たくさんある豆から、自分に合った産地や焙煎度合いをアドバイスいただけます。
お店の方もとても気さくで、豆選びが楽しくなります。
こちらのお店で使っている、焙煎機は熱風式で、直火式と違って、焙煎時にチャフ(薄皮)が除外されるため、クリーンな味わいになるとのことでした(スモーキーさが好きな方は、直火のほうが良いとのこと)

 

コーヒーの試飲や、アーモンドの試食をさせていただいたのですが、どれもとても美味しく、熱風焙煎もいいなぁ、と感じられる素晴らしいクオリティでした。
コーヒー豆を選んで、焙煎してもらいたい方や初心者の方はおすすめです!
また行きたいと思わせてくれる豆屋さんでした(多分また行く)
ここでは、パプアニューギニアインドネシア・スラウェシを購入しました。

 

お家に帰っても、ワクワクは続きます。

 

うぐいすと穀雨(たまたまお休みでした…)

こちらも有名店なのですが、Googleマップを信じてきたのが間違いでした。
出かけたタイミングがたまたまお休みということで、お邪魔できず。
あらかじめ営業日を確認してから向かいましょう。
こちらも、素敵なカフェです。

 

まとめ

 

  • 南池袋・雑司ヶ谷エリアのカフェ巡りをしました。

  • 池袋の混み込みした雰囲気を離れて、ほどよく落ち着いたお店が多く、カフェブームの荒波に疲れてしまった方々にはオススメです(もちろん、混むこともありますが…)。

  • いくつかのお店では、店員さんともおしゃべりができたりするので、ほっこりした気持ちになれます。コーヒーだけでなく、建物や人も魅力的なお店ばかりでした。

  • 他にもお店があるので、またこのエリアの散歩に出かけようと思います。

 

おまけ

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ここまで読まれたと言うことは、カフェやコーヒー豆のお店を探している方だと思います。
実はこの前日も、石神井公園のカフェ巡りをしたのですが、写真を撮り損ねました…。
名前と雰囲気だけ、記載しておきます。

 

鳴嶋珈琲(上石神井駅

淡い水色を基調とした、可愛らしいカフェです。
コーヒーを注文すると、お茶請けも一緒に出してくれました。
店内には、さまざまなコーヒー豆がディスプレイされており、どれもおいしそうでした。こちらでは、インドの豆を購入しました。

 

コーヒー・ファクトリー(石神井公園駅

めっちゃ気さくなおじさんが、「どんなの飲みたいの?」ぐらいの感じで、フランクに欲しい豆の相談に乗ってくれます。
豆の焙煎度合いも、焼いた豆を見せていただいたりして、豆ごとの美味しい焙煎度合いなども教えてくださいました。
「そんじゃ、やっておくから、適当に20分後とかに来てよ」
という感じで、「あぁ、ここのオーナーの豆なら信頼できるな…」と心を掴まれました。
こちらでは、中国とインドネシアの豆を買いました。
こちらも、また行きたい豆屋さんの一つです。

 

珈琲焙煎工房 函館美玲 石神井公園店(石神井公園駅)

こちらは、熱風式の焙煎機を利用されていて、品揃えも豊富です。
焙煎を待つ間、モカソフトをいただいたのですが、めちゃくちゃ美味しかったです。
こちらでは、コスタリカの豆を購入しました。

 

インドネシアマンデリン・コスタリカ・インド・中国雲南省を購入。

 

たまにカフェ巡りの記事も書いてますので、よければ、フォローお願いします!

次は、山中湖のカフェ巡りを書こうと思います(旅行記として動画も出そうと思ってます)。

みなさんも、よければ、オススメのお店、教えてくださいね!

 

前回のカフェ巡り

 

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たまに出す旅行記動画

youtu.be

 

ではまた次回!

【スイスひとり旅 12】ユングフラウ展望ハイキング(動画版あとがき)

 

みなさんこんにちは。

 

旅行記動画化、第12話が公開されました。

 

youtu.be

 

以前書いた、対応するブログ記事はこちら

 

heat02zero.hatenablog.com

 

動画版の後書き・補足

Vバーンプロジェクト(V Bahn Project)

動画内でも軽くご紹介しましたが旅行当時(2019)、メンリッヒェンへのアクセスは、ラウターブルーネン・ウェンゲン経由でのロープウェイが一般的でした。
現在では、当時から進められていたVバーンプロジェクトにて、グリンデルワルトから、メンリッヒェン・クライネシャイデック(1→2方向のV字なのでVバーン)へのアクセスが良好になりました。

www.youtube.com

www.jungfrau.ch

 

メンリッヒェン山頂

ベルナーオーバーラントを独り占めできる最高の展望台だった

 

左を見下ろすと…

 

滞在した、麓のグリンデルワルト!

 

右を見下ろすと…

 

ラウターブルーネンの巨大な谷!

 

ベルナーオーバーラント、という"世界"を全て見渡すことができました。

本当にファンタジー世界のような規模感です。

 

ちなみに、振り返ると、インターラーケンもきれいに見えます。

 

終点、クライネシャイデック

迫り来るユングフラウ3山をバックに、山岳リゾートが広がっています

最後の最後まで楽しいハイキングコースでした。
スイスを訪れた際には、ぜひ行ってみてください!

 

次回予告

「愛の不時着」でも有名な、フィルストへ!
美しい湖を見に行きます!

 

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