僕はまた、旅に出る。

僕はまた、旅に出る。

お菓子と、映画と、家カフェと。(日常コンピレーション Vol. 3)

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抹茶のホットケーキ。弱火でじっくり火を入れると、ふっくらとした仕上がりに。

 

こんばんは。@heat02zero です。

気づけば2月も終わりです。自粛期間に入ってから、本当に毎日があっという間のように感じています。

さて、今回は、最近よく家でお菓子を作ったり、食べたりすることが増えたので、作ったものを紹介してみようと思います。

 

自宅カフェとお手軽スコーン

昨年は自宅カフェを楽しむべく、環境をある程度揃えました。コーヒーグラインダにマキネッタ、テーブルを彩る食器など、自宅でのカフェ時間を高めるべく、機器や食器周りを買ってみたりしました。

昨年末、コーヒーを楽しんでいたとき、ふと、以前はオーブントースターでピザを作ったりしていたなと思い出しました。せっかくのオーブントースターも、最近はレンジ機能のみで、これでは宝の持ち腐れです。せっかく自宅カフェを楽しんでいるのだから、お菓子も作っちゃえばいいじゃないか、そんなわけで、お菓子を作ってみることにしました。

最初に手を出したのが、以前紹介したスコーンでした。発酵など、手間や待つ時間短く、混ぜて焼くだけということで作ってみることにしました。

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チョコチップを刻み、いざオーブンへ。初回にしては意外とうまく焼けました。

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盛り付け。おいしそう!

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家でのカフェ時間がさらに楽しくなります。

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抹茶バージョンもつくってみました。おいしい。

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家カフェがさらに充実しました。

ふっくらホットケーキを目指して

一時期は家での料理やお菓子作りがブームになったこともあり、なかなか手に入り難かったホットケーキミックスも、最近では流通するようになりました。久々に食べたくなったこと、抹茶パウダーが余っていたので、作ってみることにしました。せっかくなら、分厚い、お店のようなホットケーキを作ってみようと調べてみたところ、フライパンでも作れるとのことで、挑戦してみることにしました。

フライパンにバターを塗り、普通はホットケーキ3枚に分けて焼く量の生地を一度にフライパンに流し込み、超弱火でゆっくりと焼き上げました。

 

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まんまるに焼けました。

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ナイフを入れるとふっくら厚めなのがわかります。とても美味しかったです。


かもめ食堂』のシナモンロールを目指して。

最近、かもめ食堂という映画を観ました。

あらすじはこんな感じです。フィンランドで食堂を営む日本人女性。最初は閑散とした店内が、日本からやってきた迷える二人の女性たちをお店に迎えることで、お店の雰囲気が楽しげに変わっていきます。やがて、地元の人たちがやってきて交流も広がり、店内は明るく賑わいを見せていきます。お店で提供されるのは、フィンランドでの定番、コーヒーとシナモンロール。趣向を凝らしたおにぎりやとんかつ定食。焼き魚の定食。お店で出される料理はどれも美味しそうなものばかりです。シンプルなテーブル席に並んだ定食たちと、おいしそうに味わうフィンランドの人々の様子は丁寧な食事を感じさせます。ドアを開けると、いらっしゃい、と暖かく出迎えてくれる、素敵な食堂の物語です。

キッチンから食事を作り上げながら、お客さんの過ごすテーブル、お店の面する通りが見渡せる店内の作りも素敵で、ほのぼのとした気持ちになれます。

いつか旅行に行けるようになったら、フィンランドに行きたいなと思える、穏やかな気持ちになれる映画です。

映画の中では、フィンランドの人たちが、よくコーヒーとシナモンロールを頼んでいて、焼き上がったシナモンロールがとても美味しそうだったので、家でも試作してみることにしました。

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いろんな形で試作。形によってはシナモンフィリングが流出してしまい。。

家でパンを作ることなんてこれまでなかったので、なかなか思うように焼き色がつかないなどありましたが、味は上々でした。これから改良の余地がありそうです。アイシングもやってみたいなと思いました。続編が出せるといいのですが。

 

 

おわりに

自分が自粛するようになってから、そろそろ一年経ちます。この一年、自分の仕事や技術の勉強というよりは、新しいことや自分の視野を広げてみましたが、一番大きく変わったのが、家での楽しみ方かなと思っています。その結果、家でお菓子やパンまで作るようになって、いよいよカフェでも開いていけるように学んだ方がいいんじゃないか、なんて思ったりもします。

ワクチン供給の目処も立ち始めそうですが、もうしばらく、家での日々が続きそうです。みなさんもおうちでおいしいものを作ってみてはいかがでしょうか。

新しい生活の振り返り(日常コンピレーション Vol. 2)

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黒煙を上げるSLを見に行ったある日(某日、栃木にて)

こんばんは。@heat02zero です。

今更ながら、あけましておめでとうございます。気付けば1月も終わりですね。

残念ながら、海外旅行はおろか、国内旅行ですらできない日々が続いておりますが、今年も何かしら月に一度は更新していければいいなと考えております。

 

今年最初の更新は、この自粛期間中でおこなった新しいことパート2についてです。

 

もくじ

スコーンを作る
アイドルを知る
出前アプリをつかってみる

 

スコーンを作る

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ゴロゴロとしたチョコの入ったスコーン。意外にも簡単に作れる。おいしい。

昨年末にかけて、グラタンやハンバーグといった、オーブンを使った料理を作るようになってきました。その流れで、お菓子にも挑戦しようと探していたところ、生地から焼き上がりまで40分程度ででき、手頃であることから、スコーンを作ってみることにしました。

材料は、薄力粉、バター、スティックシュガー(グラニュー糖)、ベーキングパウダー、牛乳(豆乳)、板チョコ。これらを混ぜて、200℃のオーブンで15分焼くだけで、とっても美味しいスコーンが出来上がりました。今年に入って、抹茶を入れたバージョンも作ってみましたが、とても美味しいです。コーヒーとともに、優雅な時間を過ごせるようになりました。

 

 

アイドルを知る

自分はこれまでアイドルに興味がなく、有名どころの曲を聴く程度でした。大学・大学院時代、まわりでアイドル好きが何人もいたのですが、あまり深く知ろうとすることがありませんでした。最近、話題になっていたこともあり、素晴らしい魅力があるのに、食わず嫌いしていたのでは、ということで、観たり聴いたりしてみることにしました。

 

視聴前に自分がこれまで抱いていた偏見は以下のようなものでした。2000年代からのアイドルは、クラスにいる可愛い子が背伸びしてアイドルになった感じで、集まって全体として可愛さが出ていて、アイドルという言葉はグループを指している感じでした。

一方、自分が生まれていない1990年代以前のアイドルは、正真正銘一人を指していて、孤高、という形容詞が枕詞についているようなカリスマ性のある、大人びた方が多かったのかな、というふうに思っていました。テレビの前でしかみることができなかったわけですし。

最近は、どちらかというと、Youtubeなどを通じて日々の生活が知れるようになり、心理的距離は近いが会えない、といった感じかなというふうに思っています。

観てみたのは以下の二つです。偏見を打ち砕かれ、とてもいい勉強になりました。

niziUプロジェクト

 一人一人がスター。アイドルのイメージを覆されました。野球の四番だけを集めたような、強者が集まった感じがしました。結成前から、きちんと地に足がついている。ソロでも活動できるほどの実力を持った人たち。野球やサッカーの日本代表、と言った感じでした。

BiSH

アイドルの概念を良い意味で壊されました。一人ひとりの"個性"が集まって出来上がったグループ。アイドルというよりはBiSHです。MVごとに世界観が変わろうと、BiSHであることが前面に伝わってきました。曲も楽しい。

 

 

 

出前アプリを使ってみる

家にいる時間が長くなり、出前アプリを使ってみることにしました。自分が使ってみたのはウーバーイーツ。ちょっと歩きじゃ遠いお店や、普段食べられないお店もあり、ピザぐらいしか頼んでいなかった出前の選択肢が大きく広がりました。

値段としては、お店で設定された価格よりも基本価格よりも高く設定されており、これに加えて手数料+配送料がかかるため、基本的には普通にお店で注文するより+500円以上高くなる感じでした。しかしながら、家から出ずに、選択肢の多い、美味しい料理を食べられるサービスなので、割と値段に見合っているのかなという感じです。頻繁に頼むなら、サブスクリプションプランもありだと思います。

また、個人的にいいなと思ったのは、配達員の方のモチベーションがわかるという点です。なんでやってるのかを書いてくれている人もいて、目標がある方をみると、チップをお渡したくなりました。注文頻度も少ないので、自分はちょっとだけお渡ししています。

 

 

そんなわけで、相変わらずステイホームな日々ですが、楽しく過ごせるよう、様々なことをやってみています。まだ記載していないこともたくさんやっているので、更新する内容がなければ、引き続き書いていこうかなと思っています。

厳しい日々ですが、きっと、楽しい日々がまたやってくると思います。引き続き、心身ともに元気に過ごしていきたいですね。

その3に続く、かもしれません。

 

【最終回】2019 9月スイスひとり旅 その25(スイス出国・帰国編/旅のベスト3)

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やはり、この旅の一番の思い出は、独り占めしたマッターホルンだった。

あの美しかった景色は、一年たった今でも、全く色あせることがない。

 

こんにちは。@heat02zero です。

今回はいよいよスイス旅行最終回。帰国編+αです。旅のベスト3についても載せています。 

前回はこちら

 

heat02zero.hatenablog.com

 

チューリッヒ空港へ

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チューリッヒ中央駅から、チューリッヒ空港駅へ。

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駅のプラットフォームのゴミ箱。アイコンだけじゃなく、分別物が目に見えるのでわかりやすい。
空港到着後、まずはチェックインカウンターを探します。帰りはオーストリア航空。第1ターミナルにカウンターがあるようです。しかし、ターミナルを歩き回ってみたのですが、スイス航空のカウンターしかありません。あれ、と思い、確認してみたところ、シェンゲン協定国かつ、スターアライアンスの航空会社はスイス航空でチェックインするようでした。
 
帰りは、ウィーン経由での成田行きなので、チェックインの際に係員の方にいくつか確認しました。経由地での荷物受け取りがあるのか。ウイーン空港で再度チェックインがあるのか。両方とも必要ないとのことで安心して荷物を預けました。
 
 
おみやげを買うために、空港の地下まで戻ってコープへ行きました。ここにも、チョコレートが大量に置かれていて、たくさん買いました。

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チューリッヒ空港。帰りは残念ながら曇り模様。

ウィーン空港

経由地のウィーンへ。1時間半ぐらいだったと思います。客室業務員の方々がエプロンをつけて飲み物などと配っていらっしゃったのが印象的でした。

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飲み物とスナックが出た。クラッカーの味はベビスターラーメンに近かった。
今回、ウィーンでの乗り換え時間が1時間15分しかなく、乗り遅れないよういろいろ調べました。旅先での乗り換えも初めてということで、できる限りの情報を調べていました。
 
定刻通り到着し、デッキに向かうと、出口と乗り換えの標識が見つかります。乗り換えのほうへと足早に進み、ゲートGを目指します。階を1つ登ると、出国審査場。並んでいる人数も5人6人と少なく、すぐに抜けることができました。その後、もう一階登ると、ゲートGに到着です。なんと、飛行機から降りて、出国審査を抜け、次の便の待合カウンターまでの移動が、たったの12分でできてしまいました。

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成田行きの便が見つかりました。

 成田へ

ずっと映画を観ていました。本当に飛行機が苦手らしく、10時間以上のロングフライトで、おそらく10分程度しか寝れていなかったと思います。
 
そして、飛行機の中ですごく嬉しかったことがありました。それは、出されたお茶が甘くなかったことです。スイス旅行中はずっと甘いお茶しか飲むことができなかったので、甘くないお茶をいただけた時、甘くない! と感動しました。お茶でこれだけ感動できたのは、これが最初で最後かもしれないですね。次は、パックのお茶など準備して旅行に行こうと思います。
 

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夕食にポークを選択。カツ丼の卵なし。久々の米に喜び。

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つぎの食事はあんまりおいしくなかった…

帰国

定刻通り成田に到着し、見覚えのある景色、文字が目の前に広がりました。九月末ということもあり、台風の影響で帰れないのでは、と心配していましたが、無事に帰って来ることができました。飛行機の中で寝れなかった分、自宅に到着するや否や、即寝てしまいました。

こうして、僕のスイス旅は幕を下ろしました。

 

私的・旅のベスト3

最後に、自分の目で見てきた中で、絶対ここは行くべし! と思ったところを忖度なしで3つ紹介してみようと思います。
 
第3位:アイガーグレッチャー

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360度の大パノラマ。ユングフラウ地方を見渡すことができます。

振り返ると、巨大な岸壁と流れ出る氷河。崩落する氷の轟音に圧倒されます。

heat02zero.hatenablog.com

 

 
第2位:メンリッヒェン 

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ユングフラウ地方を見渡すためにできたかのような天然の展望台。

クライネシャイデックまで、ずっとアイガーを前面に楽しめる。

heat02zero.hatenablog.com

 

 
第1位:朝のマッターホルン

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始発のゴルナーグラート鉄道の車窓から眺めた真っ赤なマッターホルン

水面に映るマッターホルン、丘から独り占めしたマッターホルン

全部忘れられない絶景でした。



 

後書き

ここからは、編集後記、みたいなものです。
旅行から、一年と少しの時間が経ちました。一年前、自分が残してくれた、たくさんの写真や動画、メモが、ようやく整理できたのだな、とほっとしています。
 
今回の旅行記を書きはじめた理由は、一人でもスイスに行ける! とか、スイスの美しさをたくさんの人に知ってもらいたい! という思いからでした。
しかし、今年の年初から、世界は大きく変化してしまいました。海外旅行に行けなくなるなんて、誰が想像していたでしょうか。そんな状況もあり、旅行に行けないなりに、旅行気分を味わってもらえないかな、という思いも書く原動力になってました。
一年という時間でしたが、旅行記を書きながら当時のことを思い出したり、動画を観て癒しをもらったり、訪れた場所で食べたスイスの料理を自分で作ってみたりもして、もう一度、スイスを追体験しながら書くことができたので、とても楽しかったです。

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その15 のアイガーグレッチャー駅のレストランで食べた料理を家でも作ってみました。
スイスでの旅行は実質10日ほどでしたが、振り返ると、恐ろしく効率的に回っていたんだな、天気運が恐ろしくよかったんだな、と改めて思いました。おそらく、天候の変わりやすい山岳観光で、ここまで長い距離をハイキングし、景色を堪能できる機会はなかなかないと思います。本当にラッキーでした。
その分、十分に魅力を伝えられたかな、と思っています。みなさんの心を動かす何かが届いたなら幸いです。
 
最後に、旅行記を見てくださった方々がたくさんいた、というのも、完結のささえでした。
最後まで見てくださってありがとうございました!
 
では、また次の旅でお会いしましょう。
@heat02zero でした。
 
スターや読者になっていただけると嬉しいです。もし、よければお願いします。

2019 9月スイスひとり旅 その24(チューリッヒ散策編)

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グロースミュンスター側から見たフラウミュンスターチューリッヒ駅周辺の観光は徒歩でも十分楽しめる。

こんにちは。@heat02zero です。
今回は旅行11日目。最終日午前のチューリッヒ散策編です。
 
前回はこちら
 

朝の散歩

朝5時に起き、朝食前に散歩に出かけました。あいにくの雨でしたが、リマト川沿いを20分ほど歩きました。

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バーンホフ橋近くの交差点

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リマト川(チューリッヒ湖方面)。奥にミュンスターがみえます。

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ミューレステク(橋)。落ち着く橋だった。

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ショーウインドウだけに明かりが灯っている。不思議な感じ。

美しい夜の街は、不思議な雰囲気を感じさせました。早朝にもかかわらず、辺り一帯の1階テナントは煌々と明るく、人の居ない街は異世界に来たようでした。スイスの夜(朝ですが)に浸れるのも、この時が最後ということで、たくさん目に焼き付けました。
ホテルに戻って朝食をとります。パンとコーヒー、そしてオレンジジュース。これまでのホテルの朝食と比べ、かなり質素なものでした。それにもかかわらず、この旅の中で、宿泊料金が一番高かったので、少し残念でした。チューリッヒはホテル価格が高いのだと思います。
 

チューリッヒの街歩き

ホテルのチェックアウトまで、残り2時間。朝食後、わずかな時間ですが、街を散策することにしました。残念ながら、雨が強まる一方でしたが、リマト川を挟んだ東側エリアを時計回りに巡ることにしました。

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ヴァインベルク通りを歩いていくとトラムに遭遇。

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いろんな種類のトラムが走っています。

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カトリックの教会らしい。とても立派な建物。

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連邦工科大学(ETH)の建物が見えてきました。

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どの建物も本当に立派でした。小道を抜けていきます。

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少し歩いて、チューリッヒ美術館。開館まで時間があり、今回は断念。

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美術館外に設置されている、オーギュストロダンの「地獄の門」。迫力満点。

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美術館の掲示板。展示の雰囲気が良かったです。こちらは暗めに撮ってみました。

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こちらは普通に撮影。カラフルな展示で良いですね。

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クヴァイ橋手前のベルビュー広場まで歩いてきました。

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リマト川からのクヴァイ橋(チューリッヒ湖方面)。川沿いにはたくさんの小舟が停泊していました。きっと遊覧ツアーなどもあるのでしょう。

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向には市庁舎やフラウミュンスターが見えます。

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市庁舎を正面から。
動画だとこんな感じです。

 

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ミュンスター橋まできました。

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向かいにはフラウミュンスターがみえます。

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こちらは、グロースミュンスター。11-12世紀に建てられたらしい。

短い時間で大体の街のシンボルを見て回ることができました。 

 

お土産を買いに。

調べる中で、行きたいお店を見つけたので、行ってみることにしました。

こちらは、ブックバインダーズ・デザイン という文具店です。

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外から。全面ガラスで中が見える。おしゃれ。

ガイドブックには9時半開店と記載されていましたが、10時に変更になっていました。ガイドブックあるあるです。少しの間、同じ通りにある本屋に入ってみました。絵本を表紙買いしました(後で写真が出てきます)。

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こちらもおしゃれなお店。家具屋さんでしょうか。

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日本と違って、道幅も狭すぎず、建築様式もほとんど同じなので、景観があまり損なわれていない印象でした。

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午前で天気が悪いためか、人通りはさほど多くありませんでした。

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こちらが購入したお土産。表紙のくまに惹かれて購入。右はメモ帳です。

ホテルに戻りチェックアウト。いよいよ、帰国の時が近づいてきました。チューリッヒ空港へと向かいます。

 
次回、最終回に続きます。

2019 9月スイスひとり旅 その23(ベルン編)

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ベルン観光の目玉のひとつ、ベルン大聖堂。巨大な尖塔には、緻密で美しい彫刻が施されており、訪れる人々を魅了していた。

 

こんにちは。@heat02zero です。今回はスイス旅行10日目。

移動日を兼ねたベルン市街の観光です。

 

前回はこちら

heat02zero.hatenablog.com

 

本日の予定

グリンデルワルト → ベルン: 列車移動

ベルン観光(だいたい2時間半)

ベルン → チューリッヒ: 列車移動

 チューリッヒ: ホテルで1泊

 

 旅立ちの朝

6時に起き、このホテルでの最後の朝食に向かいました。

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日に日に食べる量の減る朝食。日本のご飯が、味噌汁が、お茶が、本当に恋しくなっていた。

 

食事の後は、8時まで、チェックアウトのための荷物整理をしました。列車移動に備え、予め飲み物を買っておきたかったので、COOPへいき、水を購入しました。

9時にチェックアウトをし、ホテルを出る際にオーナーに、長い間お世話なりましたと、きちんとお礼を言いました。

 

グリンデルワルトを目に焼き付けて

ほとんど毎日お世話になっていたグリンデルワルト駅とも、今日でお別れです。

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毎回出迎えてくれる正面の山々は、いつしか安心感を与えてくれるようになっていました。

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ホームの端まできました。

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振り返る(インターラーケン方面)とこんな感じです。

駅からぐるりと見渡すとこんな感じです。

 
 
 
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列車の出発です。

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黄色と青の見慣れた列車がやってきました。
 
 
 
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いつになるかわからないけど、いつか、きっとここに戻ってくるだろうな。そんなことを思いながら、列車に乗り込みました。

ベルンへと移動 

グリンデルワルト から ベルンへは、インターラーケンオスト で一度乗り換えるだけです。

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インターラーケンオストを出発すると、トゥーン湖の美しい湖畔が広がっていきます。

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いつか、トゥーン湖の湖畔にも泊まってみたい。穏やかな休日を過ごせそう。

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前回乗り換えたシュピーツ駅の辺りです。

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ヨーロッパらしい郊外の長閑な田園風景を抜けると、ベルン周辺がみえてきました。

 

ベルン到着

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賑わう駅の商業施設

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ベルン駅の建物はこんな感じ。ガラス張りのモダンな外観でした。

ベルン刊行の見所は、かなり早足で頑張れば1時間ぐらいで回れます。スーツケースを引きずりながらなので、結構しんどかったのですが、整備されていて歩きやすい街でした。まずは、時計塔に向かって歩いていきます。

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これぞヨーロッパといった街並み。建物の一階部分がアーケードになっていて、ブティックなどが軒を連ねていた。

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所々にテラス席や野外のテーブルが並べられている。今はこの光景を見られないのかな…

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目的の時計塔が見えてきました。

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時計塔。800年前から時を刻んでいるらしく、美しい装飾が魅力的。時計塔の前でたくさんの観光客が写真を撮っていました。

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アーケードのディスプレイもおしゃれでした。

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さて、メインディッシュがみえてきました。

 

ベルン大聖堂(ベルナーミュンスター)

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天を突き刺す尖塔は重厚で緻密。まるでゲームの世界。

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人と比べるとその巨大さがわかる。600年前に着工して、約130年前にできたらしいです。すごい。

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入り口。恐ろしく緻密で美しい。

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入り口から見上げるとこんな感じ。圧迫感がすごい。

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最後の審判レリーフらしい。これが何百年もの間、保存されていると考えると歴史と人々の偉大さを感じました。

 

 
 
 
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荘厳な鐘が響き渡りました。心まで清らかになりそうです。

 
 
 
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大聖堂内部もよかったです。壁面のステンドグラスは美しかったし、パイプオルガンもカッコ良かった。ネットで見たことのある、首を締めているガイコツのステンドグラスもありました。

内部の写真撮影禁止なんだですが、結構普通に写真撮っている人達がいて、ゆるいなと思いました。

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建物側面より。訪れる価値のある場所でした。

 

旧市街散策

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熊公園のほうに向かって歩いていきます。振り返ると大聖堂

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所々に泉がある。

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こういう本屋さんのディスプレイ好きですね。

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ニーデック橋を渡ってきました。

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橋から熊がのっそりと歩いている様子がみえた。
 
 
 
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ベルン駅方面に戻ります。

日かけは涼しいですが、少し暑かったです。加えて、スーツケースを引きながら歩いたため、結構疲れました。

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昼はバーガーキングにしました。ワッパーのセット。デフォルトで日本のLサイズでした。安定の味でしたが、値段は日本の倍。ビビった。

ワッパーを食べていると、若い男性から話しかけられました。やばい人から絡まれたかなと思ったら、トイレ行ってくるから充電見てて、とのことでした。

電車の乗車時間まで時間が余ったため、ベルン駅をふらふら歩いて、ベンチで待ちました。

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ホームに来ました。この二階建て列車には何度かお世話になりました。

時間になり、チューリッヒへと向かいます。

ベルンからチューリッヒの車中、この旅で初めてパスポート提示を求められました。

 

チューリッヒ到着

チューリッヒを起点として、時計回りで旅をしてきましたが、とうとうチューリッヒに戻ってきました。

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たくさんの列車が集結していました。

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チューリッヒ中央駅はめちゃくちゃ大きかった。

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駅の中にテントが立っていて、オクトーバーフェストみたいなイベント?が開催されていた。

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クレヨンしんちゃんに出てきそうな謎のオブジェ

駅を出ると、そこは水の都でした。

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チューリッヒ湖へと流れるリマト川。散策が楽しそうです。

 

ホテルに到着しました。

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旅の最後の宿は、こぢんまりしていて日本のよう。

旅日誌などを記し、早めに寝ました。

 

次回に続きます。残すところ2話。年内完結予定です。

2019 9月スイスひとり旅 その22(フィルスト編)

 

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フィルストの湖、バッハアルプゼーより。穏やかな風が湖面を揺らし、ハイキングの終わりにふさわしい絶景を拝むことができました。

こんにちは。@heat02zero です。今回は、スイス旅行9日目、フィルストハイキング編です。 

 

前回はこちら。

heat02zero.hatenablog.com

 

変わらない朝食

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おなじみの光景となった朝食のメンバー。クロワッサンは相変わらずおいしい。

いつも通り6時に起床し、 朝食をいただきました。毎回コーヒーとミルクを温めて出してくださっていたので、目が覚めます。

天気は快晴。今日がグリンデルワルトでの過ごす実質の最終日であるため、フィルストは行くべきだろう、と言うことで、行ってみることにしました。

 

ロープウェイ乗り場へ

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フィルスト行きのロープウェイ駅。電車のグリンデルワルト駅から歩いて10~15分ほど。

グリンデルワルトからフィルストまではロープウェイで25分ほどです。

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振り返るとアイガー北壁が朝日に照らされながら、そびえ立っています。

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スイスらしい家々を眼下に眺めながら、ぐんぐん登っていきます。

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途中、方向転換をするため、中継駅の中を抜けていきます。子供向けのアスレチックがありました。

何度か中継駅で方向転換しながら進んでいくと、森林限界を超え、視界がひらけてきました。

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太陽が広がる大地を照らす中、フィルストに到着です。

フィルストに到着

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フィルスト駅の駅舎。標高は2168m もあるのですね。グリンデルワルトを基準に考えていると、感覚がおかしくなってきます。
 
 
 
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奥には、アイガーから続く、アルプスの山々を拝むことができます。

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バッハアルプゼーを目指して歩いていきます。時間はおおよそ50分です。

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ゴルナーグラート駅のように周囲が巨大な山々に囲まれているので、不思議と安心感があります。奥に見えるのが、断崖絶壁を歩くことで有名な "フィルストウォーク"

 

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どこまでも悠久の大地が続く。

この辺りは本当に静かで、小川のせせらぎが聞こえてくる。遮る音は遊覧飛行のヘリコプターか、家畜のカウベルぐらいでした。

 
 
 
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日差しが強すぎるので、この旅で初めてサングラスをかけました。これまでかけていなかったは、眩しさをそこまで感じてこなかったからなのですが、今日は本当に眩しく、照り返しの強い日でした。

途中、断崖絶壁みたいなところもありましたが、それ以外の場所はスニーカーでも大丈夫なぐらいきちんと舗装されていました。

 
 
 
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バッハアルプゼー

山小屋がみえてくると、バッハアルプゼーに到着です。

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右奥には小屋が、左右に二つの湖がみえてきます。

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快晴。まるで、山を楽しむために作られたかのよう。

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山小屋。ロープウェイの運行時間なども書かれていました。日本語の記載も発見。

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美しい湖を眺めながら、ベンチで一服する人々。

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自分もベンチで休憩。景色を独り占めした気分だった。
 
 
 
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今思えば、去年訪れることができたのは、本当に幸せなことでした。この場所にいた感覚が忘れられないうちに、また行けるといいなと思っています。

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先程の湖の後ろにあるの湖にも来ました。こちらも絶景。

両方の湖とも、青々と透き通っていて綺麗でした。そよかぜで湖面が揺れていたため、湖面の山々は鮮明に写っていませんでしたが、それでもきらきらと反射する水面は素敵でした。

良いのかわからないけど、泳いでいる人もいました。

 

帰路、クリフウォークを眺める

十分にバッハアルプゼーを堪能したのち、フィルスト駅の方まで戻ってきました。クリフウォークを観に行ってみます。

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グリンデルワルト・アイガー方面がくっきり。クリフウォークは怖いですね(左)
 
 
 
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混み合っており、疲労と高所恐怖病のため、近くに留めました。めちゃくちゃ景色がいいです。

ここまで来ておいてあれですが、脚が本当に疲労でガクガクだったので、近くまで観に行っただけになってしまいました。こればっかりは仕方ないですね。

相変わらず、日本人は全然いませんでしたが、団体の中国人や、韓国人のカップルが多かったような気がします。

後で判明したことですが、どうやらフィルストは Netflix のオリジナルドラマ、愛の不時着のロケ地だったらしいです。それもあってだと思いますが、グリンデルワルトも韓国の若いカップルが多かったです。先日、全エピソード観たのですが、懐かしいスイスの光景が出てきて、図らずしも聖地巡礼と言う形になったようです。

 

レストランで昼食

セルフサービスで、好きなものを取ってレジで支払うタイプでした。

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パンバーガーとポテトが 19.5CHF アップルサイダーが 5.5CHF で、合計 25CHF でした。昨日の昼食に比べたら割高でした。輸送費もあるし、仕方ないとは思いますが。味は普通でした。

 

さすがに旅行9日目ということで、ここまで、ハイキングだけでも、おおよそ40キロの工程を歩いてきました。そのため、体の疲れが限界に達しているようでした。特に太ももが悲鳴をあげていました。十分旅を通じて歩いてきており、満足もできているので、13時過ぎにはグリンデルワルトに戻ることにしました。

 

ロープウェーで下山

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昼下がりのロープウェイもなかなか楽しいものですね。のんびりと降っていきます。

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ロボットがゴンドラにカートを取り付けていました。
 
 
 
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グリンデルワルトはすぐそこ。

 グリンデルワルトに戻り、スーバーでアイスだけ買うことにしました。

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3.7CHF。値段は高いが、やはりスイスのアイスは美味しい。

無事にホテルに帰ってきました。

スイスでの最後のハイキングも快晴で、悔いなくグリンデルワルトでの滞在を終えることができました。もちろん、シルトホルンなど行けなかった場所もありましたが、日程に対して相当充実した日々を過ごすことができました。

 

明日の行動、帰国に向けた作戦立て

明日はこの旅で一番長く滞在した、グリンデルワルトを離れ、ベルンを経由して、最後の宿泊地であるチューリッヒに戻ります。

チューリッヒまでのチケットを購入していなかったので、アプリで、グリンデルワルト〜ベルン、ベルン〜チューリッヒのチケットを購入しました。スーパーセーバーでかなりお安く購入ができました(確か、トラベルパスと電車を指定するのとかを組み合わせて 75% オフぐらいでした)。

加えて、心配になっていた帰りの飛行機の乗り継ぎについて調べていました。帰路は、オーストリアのウイーン空港を経由するので、シェンゲン協定国間の乗り継ぎが発生することになっていました。乗り継ぎ時間も1時間半と短いため、しっかりと確認しておく必要があったためです。空港内の地図や手続きを確認しました。結果としては恐ろしく早く乗り継ぎできたので、杞憂でした。

夜は、グリンデルワルトの最後の夜ということで、ノートに記載していた日記とは別で、思ったことなどを声で録音しておくことにしました。結果として、日記と共に、この旅行記を残す、大きな助けとなりました。

 

次回はベルン編です。

2019 9月スイスひとり旅 その21(ウェンゲン メンリッヒェン ハイキング編)

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メンリッヒェンの展望台から。ユングフラウ三山、べルナーオーバーラント地方、麓のインターラーケンまで360度見渡すことができる。訪れたら絶対に行きましょう。

こんにちは。@heat02zero です。

今回は8日目。メンリッヒェン〜クライネシャイデックのハイキングです。

ベルナーオーバーラント地方を一望できるハイキングコースなので、すごくおすすめです。

 

前回はこちら

heat02zero.hatenablog.com

 

今回のコース

ラウターブルーネン →ウェンゲン 登山鉄道

ウェンゲン→メンリッヒェン ロープウェイ

メンリッヒェン→クライネシャイデック ハイキング

クライネシャイデック→グリンデルワルト 登山鉄道

 

メンリッヒェンに向けて

午前のハイキングを終え、そのままの勢いで次のコースへ向かいます。本来もっとゆっくりすべきですが、明日がグリンデルワルトで行動できる最終日であり、天気も快晴ということで、欲張っていくことにしました。

まずは登山鉄道で、ラウターブルーネン からウェンゲンに向けて登っていきます。

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徐々に登っていく登山鉄道の窓からは、ラウターブルーネン の谷や滝がよく見えた。

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さっきまで向かい谷の上に居ました。感慨深いです。

ウェンゲン

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綺麗な駅舎に、広い青空。まさに、天空の駅、といったところでしょうか。

ロープウェイ乗り場までは、街を歩き抜けて5分ぐらいだったと思います。

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落ち着いた綺麗な街並みを歩いていきます。

ロープウェイ駅に到着しました。

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中央上に小さく見える駅に向かってさらに登っていきます。

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なんと、ロープウェイカーには展望デッキが。階段が備え付けられていました。確かに絶景を見られることは間違い無いですが、少し怖い。

天(展望台)へと続く道

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メンリッヒェン駅に到着しました。出てすぐに絶景です。ロープウェイからの景色も最高でした。

 

展望台に向けて歩いていきます。 べルナーオーバーラント地方、麓のインターラーケンまで見渡すことができるということで、期待に胸が膨らみます。

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展望台(メンリッヒェン ギンフェル)に向けて歩いていきます。その様子はまさに天へと続く道です。

短調に進むだけではなく、何度も振り返りたくなる景色が、後ろには広がっていました。

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振り返ると、ユングフラウ三山がくっきりと。景色がひらけており、グリンデルワルト方面(左)、ラウターブルーネン 方面(右)の両方を見ることができます。

 

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展望台が見えてきました。ラストスパートです。

展望台到着です。まるで、展望台になるためにできた地形であるかのようにベルナーオバーラント地方が一望できます。快晴の日に来れたのは、本当にラッキーでした。

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ちょっと一休み

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十分に堪能できたので、中央の建物が集まっているところで休憩することにしました。

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降りてきました。奥に見えるのが展望台です。

バテたので、日陰で少し休みました。さすがに今日は歩きすぎた感があります。あまりのパーフェクトコンディションに欲張っちゃいましたね。

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子供たちの遊び場がありました。地面に敷かれているのは、ウッドチップです。

 

クライネシャイデックへ向けて

 いよいよ、本日の最終コース、クライネシャイデックまでのハイキングルートです。ずーっとアイガーを見ながらハイキングを楽しめるので、このルートは、メンリッヒェンからクライネシャイデックに向けてハイキングすることをお勧めします。

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目の前に見える山の左側に沿って歩いていきます。

歩くとこんな感じです。

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ときどき岩壁に沿って歩くところもあるので、注意しましょう。

景色がとてもいいです。

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ずっとアイガーが目の前に居続けます。推し山、というものがあったら、アイガーって言うかもしれないです。

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体力的に、ミラーレス一眼(EOS RP)でなかなか撮っていなかったのですが、やはり鮮明さが違いますね(ブログだと画質落とさないといけないですが)。

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ちなみに、左はグリンデルワルト方面がくっきりです。スイスの麓の町、って感じですね。

途中、避難小屋がありました。

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途中の避難小屋で一休み。入り口が正方形で、景色をきれいに切り取れました。

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見覚えのある線路も見え始め、コースも終わりが近づいてきました。

レストランで昼食

ここまで結構歩きましたが、朝食以降まともな飯を食べていませんでした。

そろそろお腹も空いてきたので、コース途中のレストランに入りました。

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Zimmer Restaurant. ぜひ立ち寄ってみてください。

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テラス席のあるウッドデッキを歩いていくと…

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アイガーを前にして食事が! 景色が素晴らしいです。

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最高のレストランです。奥の展望台に登ることもできます。眩しいので、みなさんサングラスかけてますね。日差しが強いです。

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まずはコーヒー。この景色を前にして、不味いわけがない。ビールも絶対美味しいでしょうね。

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でっかいハンバーガー。味はもちろん美味しいし、バンズのセサミもいろいろでおもしろかった。

合計で25.5CHFでした。ちょっとお高い気もするけど、景色もいいし、ボリューミーだし、高地で運ぶのも大変ですから、値段相応ですね。またいきたいです。

食事を終えた後、奥の展望台に登りました。ぐるっと一周撮っています。

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クライネシャイデック方面がみえました。レストランだけ行きたかったら、こちらからの方が圧倒的に近いです。

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ミラーレス一眼で撮ると、岩壁のゴツゴツとした表面や紋様、落ちる寸前の氷河のざらついた感じがよくわかります。

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アイガーはこんな感じ。この地方の守り神ですね。

レストランを出て歩き出すと、クライネシャイデック駅はすぐそこです。

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最後まで絶景でした。寝転びたくのも良くわかる。旅行から1年経ったし、この家はもうできているのかな。

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クライネシャイデックに到着し、無事に電車でグリンデルワルトに戻りました。

 

お茶にトライ

ホテルでさっぱりしたのち、ご飯を買いに、COOPに行きました。いい加減、無糖のお茶が飲みたいと、飲み物コーナーで片っ端からペットボトルのお茶を買い続けていました。残念ながら、結局全て砂糖入りでした。ブラックティーなのに、加糖とは…。 ちょっと悲しい気持ちになりました。

 

この日のまとめ

ここも最高のハイキングルートでした。ベルナーオバーラント地方に行くなら、絶対歩いておくべきだと思います。

一応Vバーンプロジェクトだったかで、今年ぐらいからはグリンデルワルトからメンリッヒェンのアクセスが良くなるみたいなのを聞いた気がするので、わざわざラウターブルーネン 側に回らなくても良くなるようです。

 

次回(フィルスト編)へ続く