こんにちは。 @heat02zero です。
今回は、鏡マッターホルンからのハイキングです。
前回はこちら↓
本日のハイキング・移動ルート
ゴルナーグラート 〜 ローテンボーテン: 登山鉄道
ローテンボーデン 〜 リッフェルベルグ: 徒歩
リッフェルベルグ 〜 リッフェルアルプ: 徒歩
リッフェルアルプ 〜 ツェルマット : 登山鉄道
いざ、鏡マッターホルンへ
ゴルナーグラートからローテンボーデン駅まで、登山鉄道に乗車して戻りました。
ローテンボーデン駅を降りると、すぐに眼下にリッフェルゼーが見える。最初のくだりは、それなりに急なので、足元に気をつけて降りていきます。うしろには、巨大な山脈があります。
湖までは5分からめちゃくちゃゆっくり歩いても10分ぐらいです。
綺麗な景色に、ワンちゃんも駆け抜けます↓
水辺に到着すると、その絶景に息を飲みます(以下の二つ目の動画)。instagramだと画質がかなり落ちるのが残念ですね。実物は本当にすごいです。
しばらく、眺めていました。というより、目に焼きつくまで動けずにいました。この先、もう一度来れるかなんて、わかりませんからね。本当に美しい光景でした。
四角の枠で切り取られていないからこそわかる、景色の広がり。そよぐ風とその肌寒さ。水面の淀みと、植物のかおり。そういった現地だからこそ得られる五感を十分に感じられるのが、こういった巨大な自然を旅する醍醐味だと思います。
堪能したのち、一つ下にある、もう一つの湖、ウンターリッフェルゼーへと向かいます。少し登って、ハイキング道へ戻ります。
ウンターリッフェルゼー
到着。リッフェルゼーよりも小さい湖ではあるものの(下手したら池、と呼称する方が正しいかもしれないが)、綺麗にマッターホルンを反射させている素敵なスポットです。
ここは本当に左側の崖が怖いです。
見渡した動画は上記の三番目。
絶景の丘へ
ウンターリッフェルゼーから少し歩くと、広大な丘のような場所に到着します。人はおらず、あるのは原っぱと、360度の山景。人のいないこの場所では、世界には自分しかいないのではないか、そんな錯覚をもたらしてくれました。
360度ビューは、以下の4つめの動画
リッフェルベルグ
休憩がてら、近くのホテルのレストランに向かいました。リッフェルハウス1853です。ホテルの中に向かい、受付の方に食べられるか確認したところ、フード類は11:30分からとのことでした。ドリンクは注文できるとのことで、代わりにコーラを注文しました。アルコールが入ってないかだけは確認しました。
リッフェルアルプへ向けて再開
ホテル横の脇道を降り、リッフェルアルプに向かっていきます。
冬はスキー場ということで、要所要所にリフトの柱が立っています。時折、登ってくる登山鉄道を見ることができます↓
ここから先が、おそらく今回のハイキングで一番崖側を歩く感じだったと思います。
道幅も広くないため、登山靴必須です。こんなところで死にたくないな、と思う気持ちを胸に抱きながら、一歩一歩を噛み締めて下っていきました。
一番危ないポイントを超えると、今度は、ジグザクに下ります。
グリップが効かないと滑るところがあり、かなりビビりながら下りました。そこを颯爽とマウンテンバイクで駆け抜ける女子大生の集団に遭遇し、スイスの人たち?は恐怖というものがないのかなぁと思ってしまいました。
ようやくなだらかな坂となり、リッフェルアルプは目の先になりました。
リッフェルアルプ
無事に下山すると、やはりお腹が空いてくるものです。お昼時ということで、レストランに向かいました。
レストラン詳細は以下(トリップアドバイザー)
明るいおじさんが対応してくれた。黒い牛のカウベルが鳴り響きます。
メニューをもらい、どれにしようかと悩みます。ハンバーガーにすることに決めたんですが、何か飲んだことのないドリンクにしようと、おじさんに聞いてみます。Apfelschorle と書かれた飲み物について聞いてみます。
「これってなんですか」
「りんごのサイダーだよ。おいしいよ」
これが、この旅で水の次に飲みまくった飲み物、アップルサイダーとの出会いでした。ドイツの一般的な飲み物とのことです。
リッフェルアルプ駅へ
お昼ご飯を堪能し、明日もハイキングをするので、このくらいで下山することにしました。
反対側の入り口からは、スネガ方面からハイキングしてきた人も散見されました(翌日に自分も行きます。後日紹介)。
リッフェルアルプ12:44発に乗り、ツエルマッドへ下山しました。
以下、入線時の動画です。下り電車は向かい側。線路を横断して待ちます。
この日のハイキングまとめ
早朝7時の便に乗り、13時の便での下山なので、ゴルナーグラートでの散策や、休憩を除くと、おおよそ3時間半程度のハイキングでした。基本下りだったので、しんどくはなかったのですが、やはり崖などではかなり慎重になりました。
準備や持ち物に関して思ったことは、携帯できる飲み物は絶対にあった方が良いこと、日差しが高所なので強いので、対策が必要だということです。自分は9日目ぐらいからようやくサングラスをかけたりするようになりましたが、気づかないうちにどんどん肌が焼けていきます。肌が弱い人はしっかり対策をとりましょう。
この区間は天気に恵まれると、本当に素晴らしい景色が続きます。ぜひ、現地に行って観ることをお勧めします。お金を出してまで来た甲斐が本当にありました。素晴らしい景色に、美味しい空気、飲み物、食べ物。どれもいい思い出になりました。
次回に続きます。