僕はまた、旅に出る。

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箱根湯本 湯めぐり喫茶 3選

 

こんにちは。残暑という言葉が待ち遠しほど、暑い日々が続いています。
今回は、ふらっと向かった箱根湯本への日帰り温泉の際に立ち寄った、喫茶店を紹介します。

 

お手軽温泉旅行には、箱根がおすすめ

 

今回、小田急線を使い、箱根湯本に向かいました。
小田急線では、小田急区間の乗車券+箱根の日帰り温泉のセットが販売されており、通常価格と比較して、30%程度オフで楽しむことができます。

 

箱根は言わずと知れた名湯ですが、歴史が長いこともあり、古い純喫茶がいくつも残っています。昔の人たちも、良湯を楽しむ傍ら、喫茶でのひと時を楽しんでいたのかもしれませんね。

 

喫茶浅野

昔ながらの喫茶を思わせる玄関口に吸い寄せられていきます。

これぞ純喫茶と言った落ち着いた佇まいのお店。
ピアノとバイオリンの、ちょっと優しくも物悲しいピアノの旋律が流れ、ゆっくりとくつろいでいたくなる雰囲気です。
こちらで朝食をいただくことにしました。

 

アイスコーヒーとハムトーストをいただきました。

アイスコーヒーは、
「これよこれ。この懐かしい感じがいいんだ」
と思えるような、深い苦味。
さっぱりとした後味が心を落ち着かせてくれました。
ハムトーストも家庭的なお味で、喫茶っていいなぁ、と思わせてくれました。

 

純喫茶マイアミ

箱根湯本のメインストリートに面するお店の前には、大きなコーヒーカップがあり、時折湯気を上げていました。
店内は上品さを感じ、華やかなバイオリンの曲がちょっぴり大人のサロンにやってきたかのような気持ちにさせてくれました。

 

こちらでもアイスコーヒーを注文。キンキンな冷たさが嬉しい。

この日も真夏を超えて、酷暑の様相。
窓際の座席から、温泉街を楽しむ人、宿へと向かう人、食べ歩きをする人たちなどを横目に、ゆっくりとした時間を過ごせました。
夏の喫茶店は、どうしてこんなに癒されるんでしょう。
アイスコーヒーはスルスルと喉の奥へと消えてゆきました。

 

画廊喫茶ユトリロ

外観を覆い尽くす一面の緑が目印です。

まるでジブリに出てきそうな洋館の佇まいの喫茶は、なんといっても、美術品。店内のあちこちに、さまざまな作品が展示されています。

 

どことなく、アンティーク雑貨屋を想起させる店内の壁一面には、名画の数々。ヨーロッパの街並みが描かれた作品が多いです。
彫像、人形、塔時計、壺。中東にありそうなティーポット。
夜になると、アートたちが、夜会を開いていそう。
中でも、個人的に気になったのは、直立する双頭の犬の彫像でした。中世を舞台にしたファンタジーゲームで出てきそうなその姿は、動き出しそうなリアリティがありました。

 

カレーがおすすめとのことで注文。

メニュー表でお勧めされていたカレーは、今まで食べたどのカレーとも違う味わいで、スパイシーだけど辛くなく、フルーティーさを感じました。また、見た目と違い、しょっぱさは強くなく、数日かけて抽出された深みと旨みが感じられる逸品です。付け合わせの福神漬けで強い塩味を感じるほど、自分にとっては優しめのカレーでした。

 

おまけ:箱根焙煎珈琲

こちらは、店内スペースのないコーヒー豆の販売所ですが、珈琲牛乳ソフトがおすすめとのことでいただきました。

非常に溶けやすいですが、珈琲ソフトの醍醐味である深みを楽しめます。

 

真夏の火照り切った体を冷ます、非常に美味しいソフトクリームでした。

 

まとめ

日帰り温泉旅行として、箱根湯本を訪れました
・昔からの喫茶が残り、素敵な湯めぐり喫茶に出会えました
・ふらっと出かける温泉先の喫茶、ぜひ訪れてみてください!