僕はまた、旅に出る。

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2019 9月スイスひとり旅 その16(クライネシャイデック ~ グリンデルワルト ハイキング編)

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クライネシャイデックへと登ってくるグリンデルワルトからの電車。巨大なアイガー、遠くにグリンデルワルトの町がみえる。

こんにちは。@heat02zero です。

今回はスイス旅行6日目。クライネシャイデックからグリンデルワルトのハイキングです。

 

前回はこちら。

heat02zero.hatenablog.com


 

グリンデルワルトに向けて出発

クライネシャイデック駅を堪能し、ここからさらにグリンデルワルトへ向けて下山します。

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グリンデルワルト方面に向かう電車が停車しています。

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6両編成のようです。窓も大きく景色がよく見えます。

電車で下山しようか悩みましたが、昼過ぎで時間に余裕があり、快晴に恵まれていることもあって、歩いて下山することにしました。

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線路を渡るとスタートです。

今回のハイキングコースは、崖などの危険箇所はなく、アイガー北壁をずっと眺めながら安全に下っていけるルートです。

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看板には、アイガー北壁真下を歩くハイキングコース、アイガー登頂ルートが記載されています。今回、こちらのコースには行きません。

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なだらかな丘を歩いていく感じです。ときおり現地の人らしき車や自転車が通っていきます。

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見上げるとユングフラウ三山。午前中まで、あの岩山の上にいたことが信じられませんね。

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歩進めると、時折、丘の向こうにグリンデルワルトの町が見えます。めちゃくちゃいい景色。

九月中旬ということもあって、とても快適なハイキングです。

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冬場はスノーリゾートになるのでしょう。運休中のゴンドラ・リフトが散見されます。

しばらく歩くと牧場が見えてきました。

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草木の香りに乗って、堆肥の香りが漂い始めました。

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大変見晴らしのいいところで、牛たちが放し飼いにされていました。

ハイキングコースにも"アレ"がちょくちょく落ちているので注意。

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こうやってのびのびと育った牛が作り出す乳製品が美味しくないわけがないだろうな、そう思いながら、空気や風、日差しを感じながら、ハイキングを楽しむことができました。

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午後まで晴れ続けていることに感謝ですね。本当に景色がよかったです。

牧場を抜けると、森林限界の境目になり始めます。

これから、徐々に森林地帯へと突入していきます。

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ところどころに倉庫らしき家屋が点在してきました。画面に見えるルートを進んでいきます。

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夏の残り香を感じながら、楽しむハイキングは最高ですね。草原のさざめきが心地よいです。

 

電車が登ってくるのが見えます。 

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別の牧場がみえてきました。レストランもあり、結構大きかったです。散策してみます。

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放し飼いでそこら中歩いていました。親子の牛がじゃれあったりと、穏やかな様子でした。

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後ろ。意外と牛の角が大きく、体当たりされないか心配だった。

動画再生していただくとわかる通り、カウベルが響き渡っています。

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すぐ後ろを電車が登っています。カラフルですね。

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町がかなり近づいてきました。森林が増えてきました。

森を抜けると、人々が暮らす雰囲気が漂ってきます。

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奥にグリンデルワルト駅周辺が見えます。農地が増えてきました。

この時点で、下山から2時間が経過。思った以上に長いハイキングコースに、足が限界を迎え始めていました。

景色はいい、だが、足がついてこない。流石に下山のための筋トレはしてこなかったので、とにかく栄養と水分をとりながら、怪我のないよう、気をつけて下山しました。

 

下山

最後の最後に橋の工事で迂回があるなど、少しアクシデントがありましたが、グリンデルワルトグルント駅付近に到着しました。そこからグリンデルワルト方面へ最後の一踏ん張り。

 コースタイムはホテルまで含めて2時間半ほどでした。

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グリンデルワルトまで降りてくるころには、周辺がガスり始めていました。

へとへとになりながらホテルに戻り、早々にシャワーを浴びたのでした。

12時過ぎにアイガーグレッチャー駅から歩き始めて、4時過ぎにホテル到着ということで、約4時間のハイキングでしたが、この日は1300mぐらい降りました。スイスに来てからほとんど毎日ハイキングをしていることを考えると、そろそろ疲労の蓄積がピークに達しているかもしれません。

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見事にグリンデルワルトが雲にすっぽりと包まれました。とても良いタイミングでハイキングできました。

COOPへ

ホテルでさっぱりしたのち、食料を買うためにCOOPへ行きました。

グリンデルワルトのCOOPは2つのフロアに分かれています。上のフロアが観光客向けのようで、コンビニのような簡単な食事とお土産がメイン。階段を降りた下のフロアは生鮮食品や生活雑貨も置かれたスーパーになっていました。

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中央の円柱型の建物です。薬屋さんなども入っています。二階から入る感じです。

二階の方には、寿司やサラダ、ローストビーフなどは売っていましたが、ホットスナックはありませんでした。カップ麺とか、お土産用のチョコレート、ドリンク類は充実している印象でした。

ちゃんとした食べ物を買おうと、スーパーの方で買い物をしましたが、こちらもホットスナックなどの温かい簡易的な料理はなく、調理が必要なものが大半でした。酪農製品は充実していましたが、結構高かったです。

加えて、ここに来てようやく確証を得たのですが、スイスでは、おそらく市販のお茶で無糖のものはなさそうです。旅を通じて、三〜四種類ぐらい烏龍茶や緑茶などのお茶を購入しましたが、どれも甘かったです。お茶が飲めないのがきつい、って言う人は、粉末のスポーツドリンクと同様に持っていってもいいかもしれません。当時、自分は結構辛かったです。

結局、サラダとヨーグルト、飲み物、サラミを購入し、部屋で食べました。

 

 この日は夕方にかけて、さらに曇り始めました。することがなくなり、疲れもあったことから、早々に寝てしまいました。

 

次回(ラウターブルーネン編)に続きます。