僕はまた、旅に出る。

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2019 9月スイスひとり旅 その17(曇りのラウターブルーネン編)

 

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ラウターブルーネン駅より、シュタウプバッハの滝(中央)へ向かって歩く。遠くからでもその巨大さがわかる。

こんにちは。@heat02zero です。

一人スイス旅も、ようやく7日目。今回はラウターブルーネン編です。

 

前回はこちら。

heat02zero.hatenablog.com

 

初めての曇り

スイス旅行を通じて、唯一、曇りの日だったのがこの日でした(むしろ旅を通じて1日しか曇らなかったことの方が奇跡ですね)。

6時ごろ起床し、痛みに襲われました。そう、とうとう筋肉痛がやってきたのです。左右の腿裏からお尻にかけて、ジンジンと痛みがやってきました。それもそう、スイスにやって来る前のトレーニングは、平地でのジョギングや筋トレばかりで、登山のためのトレーニングではなかったからです。加えて、昨日の4時間もの下りハイキングが、ダメ押しとなりました。

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朝食を食べながら、いつも通り、食堂に設置された天気予報を確認する。

残念ながら、今日は一日くもりのよう。

 

疲労もピークのようだったので、休養日にすることにしました。

急ぐ必要のなくなったので、9時ごろホテルを出ました。

 

ラウターブルーネンへ

グリンデルワルト駅からまっすぐ行く手段がないため、グリンデルワルト駅から麓の分岐駅である、Zuweilütschnen (ズウィルチーネン?)駅に向かいます。

この駅は、インターラーケンオスト駅からやってきたベルナーオーバーラント鉄道の電車が、グリンデルワルト方面と、ラウターブルーネン方面に分岐しています。

この駅で少し待ったのち、ラウターブルーネン方面の電車に乗り換えました。

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それぞれの方面に向かう電車が前後の車両で異なるため、切り離しの作業があります。

ラウターブルーネン駅に到着すると、駅前からすぐにシュタウプバッハの滝が見えました。

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緑と絶壁にかこまれた素敵な駅です。

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ラウターブルーネン駅(右奥)を出て少しずつ登っていきます。

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同じ位置から振り返ると、滝が流れている様子がみえました(中央右)

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滝はもうすぐです。

歩いて10~15分ぐらいだったと思います。

シュタウプバッハの滝

見上げるほどの高さの滝は圧巻でした。落差約300mもあるため、滝がそこに着く頃にはミストになっています。

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ビューポイントで写真撮影。スマホを縦にして撮影しないと収まりません。

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滝に近づける場所があるため、そこに向かいます。結構な登り。杖がありました。

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巨大な断崖絶壁に圧倒されます。

内部に潜入

この急な坂を登り、手彫りのトンネルを抜けていくと、滝を内側から見られる場所まで行くことができます。しぶきで足場が滑るため、手すりなどにつかまりながら慎重に登ります。

下記動画にあるように、かなり飛沫が飛びます。村が一望でき、いいビュースポットでした。

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内側からはこんな感じ。

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こんな感じで柵はついているので、靴だけ注意しましょう。

無事に戻ってきました。

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行くまでに観た映像では、ラウターブルーネン一帯はかなり窮屈な印象でした。

実際に訪れると、そんなことはありませんでした。

やはり、映像と、実際に行って感じるものには大きな乖離があるな、と改めて感じました。

滝以外は穏やかで何もない村、という感じの映像に作られていたためかもしれませんが、実際には、立派な駅舎があり、駅周辺は整備されており、人もまぁまぁいました。この滝より先は、もっとのどかでイメージ通りでしたが、やはり、実物を自分の目で見ることに、動画は勝てないな、と改めて思いました。

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駅に戻る

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次回はラウターブルーネンに泊まるのもありだな、と思った。

一通り滝を堪能したため、次の目的地に向かいます。ラウターブルーネン駅の目の前にある、ロープウェイです。これに乗ると、グリュッチアルプ、さらにそこからミューレンへの鉄道に乗り換えることができます。シルトホルンへ行く人がたどるルートです。

 

次回(曇りのミューレン編)に続きます。

heat02zero.hatenablog.com