2020年のある時から、ぼくたちの季節は停止した。
約2年にわたって続いた停滞は、これまで過ごしたはずの"夏"という季節の楽しみ方を忘れるには十分で、いわば文化の喪失に近い。
そんな、2019年から失われた"夏"。
ようやく戻ってくる兆しを見せる中で、今一度、"夏"というものを思い出してみようと思う。
・・・と言うことで、"夏と言えば"を書き出してみました。
8/31 に、良い夏過ごせたな、と思えるようにしたい。
これを見て思い出した皆さんも、満足のいく夏が過ごせると幸いです。
野外活動/イベント
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海/海水浴/マリンスポーツ
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プール/ビニールプール
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花火大会
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縁日/神社のお祭り/納涼祭
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手持ち花火/線香花火
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肝試し/心霊スポット/怖い話/お化け屋敷
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田舎に行く/帰省
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キャンプ
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スポーツ大会/部活
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ラジオ体操
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サークル夏合宿
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自由研究
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水族館
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あさがお栽培
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お盆/お墓参り
食べ物
夏の記憶
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軒先で鳴り響く、涼しげな風鈴。
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麦わら帽子とひまわりの後継。
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涼しい図書館でダラダラする午後。
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夏の夜の散歩と、別次元につながっているような、ぬるい深夜。
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外出を拒みたくなる、うるさい蝉の鳴き声。
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部活終わりの体に染み渡るアイスの美味さ。
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夏休み終わり間際の宿題地獄。
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やけに黒く焼けたクラスメイト。
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見上げるほど巨大な入道雲。
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急にやってくる夕立と、妙に土臭くなる空気。
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カラフルな海水浴場と暑い日差し。
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お祭りの喧騒から少し離れた木陰から望む、屋台や行燈、神輿の灯り。
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朝露に濡れた朝顔のはなびら。
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球場に響き渡る吹奏楽と応援歌。そして、それらを突き破る金属の快打音。
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ビニール浮き輪を脇に抱え、プールサイドを追いかけ合う、真っ黒な少年少女たち
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ぬるい夜風を浴びながら、人混みの中で見上げる、打上花火の柔らかな残光
さっと書き出してみましたが、徐々に"夏"の輪郭を思い出してきた気がします。
きっと、人それぞれの"夏"と"蘇る思い出"があることでしょう。
みなさんは、今年の夏はどう過ごしますか?
まだまだ、厳しい状況が続きますが、楽しめる範囲で夏を楽しんでいきたいですね。
明日は、"神チャーハン探訪"の話を書く予定です。