多くの方々が、一度は抱いた感情があると思う。
神チャーハンが食べたい。
家でつくる火力のチャーハンでは物足りず、
家でつくる冷凍のチャーハンでは物足りず、
家でたべる宅配のチャーハンでは物足りない。
熱々で、ぱらぱら、しっとり。油と旨味の染み渡る、神チャーハンが食べたいのだ。
こうして、僕は神チャーハンをめぐる旅に出た。
もくじ
-
神楽坂 龍朋
-
大山 丸鶴
龍朋
開店10分前で、10人ほどの列ができており、開店直前には20〜30人以上が並んでいました。座席は30ぐらいありましたが、開店後、座席は全て埋まりきりました。
ほとんどの方が、チャーハン頼んでおり、期待が高まります。
一口頬張ると、油と旨味が染み渡り、これだよこれ、これが食いたかったんだ、となる味でした。スパイシーさは弱めで、味付けも抑えめで食べやすく、ゴロゴロのお肉も柔らかかったです。しっとりとした感じで、しっかりと旨味を感じられました。合間のスープが心地いいです。
薄すぎず、濃すぎない多分このぐらいの味付けが、また食べに行きたくなるいい塩梅のラインなんだろうなと思いました。
他のメニューもめちゃくちゃおいしそうだったので、次は夕方に食べたいですね。
店員のおばさまがたは、にこやかで、子供連れに笑顔を見せていたのが印象的でした。どちらかと言うと、町中華、と言うより、中華料理のチャーハンで、さまざまな食べ合わせが可能な、オールマイティの神チャーハンでした。
丸鶴
町中華といった佇まいで、お店の方は、みなさん忙しなく動いており、追加オーダーなしで1発勝負。職人気質の親父さんが、真剣にモリモリと中華鍋をふるい続けている、活気ある店内でした。雨だったためか、並んでる人数は10人未満で、自分が到着した時には、すぐに入ることができた。
一口食べると、黒胡椒とラードのパンチ。これは、漢のチャーハンだ。ガッツリと肉肉しく、業火で炒められた伝統の"ガチ"チャーハンだ!
40%はチャーシューなんじゃないかってぐらいゴロゴロのチャーシュー。レンゲで掬って食べていると、チャーシューチャーハン食べているのか、チャーハンチャーシュー食べているのか、脳がバグることがあるほど肉を噛み締められる。こちらは芯や筋はないが、ほろほろまで行く手前の、歯ごたえがあるが、ほどよく噛み締められるタイプのチャーシューで、しっかり味がついている。チャーシューを大きめのダイス状に刻んでいるのがわかります。
スープはどちらかと言うと塩味あり。
他にも、エビやレタス、とびっ子のチャーハンもあり、見た目がとても鮮やかで美しかったです。
総じて、がっつりと昼から夜にかけて食べたい神チャーハンでした。
梁山泊
夕方オープンに合わせて向かったのですが、10分前に20人ぐらい並んでおり、中に入れる人数に分けて、店内に案内していました。
厨房は、中心に向かって、10人行かないぐらいの中華シェフが鍋を振っている。カウンター席なので、鍋フリで鍛えられたシェフたちの腕の筋肉や、鍋ふりの心地よい音や、火炎、揚げ焼きそばや炒めのものの、見事な鍋捌きが拝めます。
ベーシックなたまごチャーハンのうえに、細切り肉のあんかけ。あえて食べると美味しい。スープは、三つの中で、1番濁りが少なかった。味は割とあっさり目だが、スープに肉かすがしずんでいて、旨味がある。炒飯の味付けは最低限で、あんかけが少し濃いめになっているので、混ぜるとめちゃくちゃ美味しい。パクパク進む神チャーハンでした。
まとめ
三者三様、それぞれ違いがありつつも、神がかった炒飯でした。
みなさんも、自分にとっての神チャーハンを探してみてください。
これからも、まだ見ぬ神チャーハンを求めて、旅に出たいと思います!
(この日はチャーハン3食が1日の食事になりましたとさ)
普段は旅行動画投稿してます(チャンネル登録してくださると嬉しいです!)