こんにちは。@heat02zero です。今回はスイス旅行2日目。氷河急行編です。
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氷河急行に乗車(クール駅)
早めにプラットフォームに行き、車両を確認するとこの度初めてのハプニングが起こりました。駅員さんに、乗車位置を確認するために、SBBのモバイル乗車券を提示したところ、席の予約がされていないことが判明しました。どうやら、観光列車や1等車であっても、乗車券と座席券は独立で購入する必要があるようでした。乗りたい旨を伝え、駅員さんに次の車両の座席を予約してもらいました。日本の新幹線で言うと、誰でも座れるグリーン車だけど、予約した人が来たら譲らなければいけないみたいな感じです。
車両が到着し、いよいよ乗車です。1等車は対面式の四人テーブルで、レストランのようにテーブルクロスが敷かれていました。残念ながら窓側座席ではありませんでしたが、進行方向右側で、景色がよく見えました。
四人テーブルの自分以外はご家族で、ご両親と娘さん。お父さんから、どこから来たんですかと聞かれ、日本から来ましたと話しました。
台湾から来たそうで、台湾知ってますかと聞かれ、今年高雄に行きましたよ、という話をしました。
景色はどんどん変わっていきます。
座席には、雑誌とイヤホンがそれぞれ用意されており、音楽が流れるたびに、各地点におけるガイドを聞くことができます。パンフレットは6ヶ国語で記載されています(ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、日本語、中国語)。 傾いたワイングラスのお土産がおすすめらしいです。
となりのアメリカ人のご夫婦同士は電車の中でもりあがっていた。なんかフライドポテトの話とかしてました。自分は注文しませんでしたが、車内で食べることのできる料理はめちゃくちゃでかかったです。
展望エリアにて途中停車
途中、ビューポイントで10分ほど停車し、車内で写真を撮ることができました。この時、車掌さんに電車の前で写真を撮ってもらったりしました。
ビューポイントの動画
再乗車。ツェルマットへ向けて。
brig駅に到着し、車両は、いよいよツェルマッド方面へ向かいます。
車内の駅員さんはとてもフレンドリーでした。翌日ゴルナーグラートへ行く人向けに
鉄道のチケットを売ってました。
現在位置を確認しながら、何度も写真で見たマッターホルンの出現を待ちわびます。
次の山の先だろうか。次のトンネルの先だろうか。心臓が高鳴りました。
いよいよ現れたマッターホルンは写真では伝わらないほどの存在感でした。
背景ではなく、"そこにいる"のです。他の山々を圧倒する、突き抜けた山頂(ホルン)は、山に生命や魂があるように思わせ、山岳信仰があることを容易に想像させます。
ツェルマッド駅に到着。
プラットフォームの壁一面に様々な言語で出迎えの挨拶が書かれていました。
クールからの約6時間の列車旅は、本当に楽しく、ずっとわくわくしながら絶景を楽しむことができました。もし、再び乗車できるなら、冬の氷河急行や、乗車できなかった区間も満喫できるといいなと思います。
次回に続きます。