僕はまた、旅に出る。

僕はまた、旅に出る。

2016-2017 年末年始 台湾旅行 その5

台湾旅行四日目です。九份回です。日程は以下の通りです。

 

 8時半 起床

      朝食

             MRT(台北駅~忠孝復興駅)

     バス(忠孝復興駅~九份)

             九份観光

    ・九份傳統魚丸(すり身スープ)

    ・某映画で有名なお茶の店(阿妹茶酒館)

              ・向かい側のお店(海悅樓景觀茶坊)

             バス(九份~瑞芳駅)

     台鉄(瑞芳駅~台北駅)

     MRT(台北駅~中山駅)

     夕食(火鍋)

 

台北駅〜九份

台北駅から忠孝復興駅下車。地上に出ると、タクシーのおっちゃんが客引きしていた。数百メートル歩き、バス停に到着すると、既に20人程度の列。タクシーのおっちゃんが一人一人に声をかけており、話によると片道40分で相乗りだと1人200TWDらしい。1月1日の午前であるにもかかわらず、タイミングによってはバス停には50~60人の長蛇の列ができ、さすが有名スポットだと感じた。

バスに揺られること約90分。山壁を蛇行する道を遡上し、九份に到着。海に向かって雄大な入り江が形成されており、遠くには港町が見えた。なかなか晴天に見舞われない土地柄のようだが、運良く快晴の日に当たる。
バスを降りる前から、狭い道路にはたくさんの人が歩いていて、流れに身を任せてメインストリートの方に進む。入り組んだ商店街のようで、客が多く活気づいていた。地元の人向けのお店はなく、ほぼお土産やさんかレストランだった。
最初に九份傳統魚丸(すり身スープ)に入る。二階席に通されると、壁一面に店主のおばちゃんの写真が張り巡らされており、狂気に満ちていた(キツイ)。すり身のスープの味は普通だった。その後、はまってしまったマンゴーフローズンを飲んだがとても美味しかった(90TWDでやや高。観光地価格か)。
その後、某映画で有名なお茶の店(阿妹茶酒館)へ。値段はめちゃくちゃ高いのかと思ったら、わりと良心的だった。日本語でお茶の作法を教えていただき、ウーロン茶をいただく。風がそよいでおり、天気も良かったことからとても素敵なひとときを過ごせた。ここで出た茶菓子がおいしかったので、お土産に購入した。
日が沈んできたあたりで建物の風景が撮ろうと、向かいのお店(海悅樓景觀茶坊)へ。入口がチェーンで閉められていて、店員さんが降りたタイミングで入れるか聞いてみた。団体客が入るらしく、食事が出せなくてもいいならということで入れてもらった。頼んだものがきてなくて、英語で話しかけるも、英語がわからないみたいだった(客引きでなく、店員)。だから、ちょっとした中国語(来ない、ぶーらい)とか、ガイドマップに載っているので、見ておくとよいかも。
夜になると、店先の赤提灯がともり、映画のあの雰囲気が楽しめる。少し浮ついたような夜の坂の街には溢れんばかりの人が行き来していて、どことなく浮世離れした街並みだった。夜景撮影を楽しみ、帰ろうとしたところ、お祭りか新年の祝賀の花火が打ち上がる。
 

九份~台北

台北行きのバス停には何百人単位の長蛇の列ができている。どの程度時間を待つ必要があるかわからないこと、バスの増便がなければ終バスの時間も近いということもあり、台北に帰れないのではないだろうか、ということでタクシーに乗ることにし、タクシー乗り場へ。タクシーは乗れますかと確認するも、もう全部出払っていて、タクシーはない、とのこと。旅での初めてのトラブルとなる。
ルート変更しようということになり、九份から一番近い台鉄の駅に向かうバスに乗ることに。瑞芳駅へ向かうバス停を聞き、乗り込む。こちらも満員だった。瑞芳駅に到着する。こちらも満員電車。遅延などあったが、無事に台北まで到着し、MRTで中山駅まで。
途中、何かしらの理由で電車が二十分ほど止まったのだが、理由が分からなくて戸惑う。日本でもそうだが、地方の電車では他国から来た人に遅延や停車理由がわからないことがけっこうあるので、この辺は国際的な問題点なのかなと感じた。
 

夕食

最後の夕食。火鍋のお店に(どこだったか忘れた)。1200TWDくらい。ダチョウの肉とかマンボウの肉とか珍しいものが多かった。食材はかなり漢方っぽく、高級志向のお店のようだったが、お茶はペットボトルで出てくるなど不思議な感じだった。正直、あまり食べた気にならなかったので、火鍋のお店は早めに選んだり、予約したほうがいいかもしれない。

四日目の所感

事前に予定をきっちり計画していたこともあり、この日まではトラブルがありませんでしたが、九份から台北に戻るところで初めてトラブルを経験しました。やはり、海外でのトラブルというのはとても不安になるものだなと思いました。英語や現地の言語を話せると、スケジュールや経路変更などの機転を効かせられるので、最低限の会話は身につけておいたほうがいいと思います。
会話といえば、去年からGoogle翻訳ニューラルネットワークベースのものに変わり、以前よりも流暢な翻訳文になり、英語が苦手な人でも、よりよい会話ができるようになってきました。しかし、現地での会話で感じたことは、そのような翻訳文を見せるだけではなく、表情や身振り手振りで状況を理解してもらえるようこちら側も努力する必要があるということです。翻訳文だけ見せても、感じ悪いですしね。そういうこともあり、現地の人におんぶに抱っこさせてもらうだけでなく、理解してもらえるよう、旅行者側もできることはすべきだと思いました。逆に、日本にやってくる旅行者が困っているなと思った時には、声をかけるべきだとも感じました。次あたりで、どういう場面で英語を話したか(会話が必要になったか)をまとめようかなと考えています。
あと、九份の商店街?での注意事項ですが、普通に野良犬がいます。彼らは場所を選ばずに催すので、足元には注意しましょう…。
 
最終日に続きます。
 
その6(最終回)はこちら

2016-2017 年末年始 台湾旅行 その4

台湾旅行三日目です。台北101カウントダウン回です。日程は以下の通りです。

 

8:00    起床

9:30    ホテル出発

      朝食(小籠包)

      中正紀念堂

      足つぼマッサージ

      林華泰茶行

      台北101カウントダウン

 

 

出発〜朝食(小籠包)

台北駅から中正紀念堂駅までMRTで移動。記念堂周辺の有名な小籠包屋さん(杭州小籠湯包)へ。有名店らしく、開店前から列ができていた。小籠包の注文以外はセルフサービスで、オーダーに記入したものを冷蔵庫などから取ってくるスタイル。小籠包はめちゃくちゃ美味しかった。海老の小籠包も美味しかった気がする。緑茶と烏龍茶(350ml缶)があり、普通のお茶はめちゃくちゃ甘くて日本人向きではなかった。

 

中正紀念堂

周囲が緑地のようになっており、日本では聞きなれない鳥の鳴き声や、南国の植生が見られた。昼間はとても暑かった。

記念堂自体はとても大きく、室内にあたる部分は歴史的な展示物や、お土産やさん、季節ごとの博覧会のようなものが開催されている。特に、一階部分には20世紀の歴史に関する展示物がかなり広い場所をとって展示されていた。

外の階段を上ると、最上階ホールのような空間になっており、蒋介石の巨大な像が安置されている。そこでは兵士の交代式が行われており、人だかりができていた。印象的だったことは、たくさんの人がスマートフォンやカメラを抱えているにもかかわらず、交代式では、兵士の靴音がホールに響き渡っていた様子でした。

 

足つぼマッサージ

中山駅で降り、夏威夷養生行館というお店へ。日本のテレビでも紹介されたところで、女性のオーナーさんがめちゃくちゃ日本語がうまい。一時間で900TWDくらいでした。最初にお湯で足を浸し、クリームなども使いながらつま先からふくらはぎにかけてマッサージを受けました。テレビなどから受けた先入観でめちゃくちゃ痛いのかなと思ったけど、そんなに痛くもなく、とても気持ち良かったです。マッサージを受けてから一週間程度は足が尋常じゃなく軽く、日本でも受けようかなと思った。あと、店内を猫が行き来していて可愛かった。

 

林華泰茶行

友人に勧められており、ホテルから歩いて行ける距離にあったため、別行動の時間をもらって一人で行ってきました。おいしいお茶が安く購入できる、お茶の問屋さんです。

お店に入るとお茶のいい香りが広がっており、同じようにお土産として買いに来た人がたくさんいました。店内にはドラム缶よりも大きな金属の缶が並べられており、お茶の種類ごとにグラム単位の値段が書かれています。実際に香りを嗅がせてもらいながら選ぶことができます。

最初は、店員さんと英語で質問していましたが、日本語もしゃべれるそうで、日本語と英語で説明を聞き、欲しいお茶を購入しました。お土産用と自宅で飲む用に買いました。

ホテルへの帰路の最中で、お祭りを見たり、50嵐というミルクティーのチェーン店でミルクティーを買って帰りました。普段、ミルクティーを飲まないのですが、とても美味しかったです。

 

台北101カウントダウン

六時前くらいにホテルを出発しました。台北駅に移動する最中に夕食として、屋台で牛肉入りの焼きまんじゅうと、卵と春雨とニラの入った餃子を食べました。MRTに乗り、現地に移動。既に人がたくさんおり、一部交通制限となっていました。台北101がよく見えそうでかつ、風向きのよさそうな(花火のため、煙の流れを確認しておく必要あり)市民広場の方に移動すると、近くでは巨大なステージが建設されており、カウントダウンライブが開催されていました。巨大なモニターに歌詞が書かれており、なんとなく意味がわかりましたが、事前情報なしだったので、なんだか勿体無い感じでした。そこでかなりの時間を潰していました。

日本と時差が一時間あるため、先に新年を迎えた日本の様子をツイッターで伺いつつ、0時を待ちました。封鎖された道路には、時間が迫るにつれて人が増え続け、移動がままならないほどでした。

カウントダウンは、タワーの壁面にレーザーで映し出され、みんなで数えました。中国語のカウントダウンは初めてで、違和感がありましたが、一体感がありとても良かったです。ゼロになると音楽が流れ、8分間ほどにわたって、台北101から花火が打ち上げられ、花火とライトとレーザーによるショーがみられます。圧巻です。花火が終わると解散する感じでした。

帰りは基本的に地下鉄ということで、台北101駅への入り口にみなさん向かっていくのですが、地上が人の海です。入場制限もあります。めちゃくちゃ押されまくりました。地上なのに四方八方おしくらまんじゅうで、つぶされそうです。三十分ほど入場に時間がかかりましたが、入場制限をかけているおじさんが、エンターテイナーな感じで、クイズ?や質問に答えてくれた人にプレゼントを渡すなど、押されることにみなさん不満がっていましたが、比較的穏やかに待機していました。地下への入り口に入ると、少し混んでいる程度でした。無事にホテルに帰宅できました。

 

三日目の所感

カウントダウンライブは毎年開催が危ぶまれるらしく、毎年あることが確定ではないというような話も聞きました。実際に行ってみると、異国でのカウントダウンというのも悪くないし、素敵な経験だったと思います。ぜひ、開催される際には参加されることをお勧めします。とても充実した一日だったと思います。

 

その5はこちら

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知らない場所へ行こう 吉野(奈良)

先日、桜を見に行こうということで、電車を乗り継ぎ、奈良の吉野に行きました。タイトルにも書いた通り、事前知識は桜が有名であることと、吉野駅のまでの乗り換えだけで、どんな場所なのかを全く調べずに行きました。

 

到着すると、駅前には溢れんばかりの人。駅を出てすぐ、屋台やお土産屋が並んでいました。午前は雨交じりの曇り空だったため、少し客足も少ないのではと思っていましたが、皆さん考えていることは同じのようで、たくさんの人だかりができていました。

 

人の間を数分縫っていくと、ロープウェーの列が見えてきます。今回は乗らずに坂道を歩きました。若干午前の降雨でぬかるんでいましたが、しばらく歩くと舗装された坂が続いていきます。ポツポツと咲き始めた桜ですが、もう数日後に満開といった感じでした。七曲(ななまがり)という名前のとおり、何度か折り返すと、観光通といったところでしょうか。団子や椎茸、餅などの軽食や焼き物などの並ぶお店が続きます。所々から左手に見える桜を横目に歩いていくのですが、想像の三倍ほどお店が軒を連ねており、驚きました。香ばしい醤油や甘味の香りを楽しみながら歩いていきます。

 

道なりに歩いていくと、寺や世界遺産にもなった大きな門が見えてきます。和紙、地酒など、思った以上にたくさんの名産品があるようで、シャッターが下りた店もなく、活気付いていました。所々の寺や庭先で咲いた桜に観光客は足を止め、写真を撮っていました。特に人気だったのが仏塔をバックに、しだれ桜が満開を迎えたビュースポットのあるお寺でした。

 

数キロにわたって軒先を連ねる店や旅館を抜けていくと、道の勾配が急になり始め、人もまばらになりました。中千本、上千本、奥千本と呼ばれる桜のスポットへ向かいました。しかし、残念ながら時期尚早のようで、上に行くほど蕾も小さく、一部の品種の桜のみが咲いているようでした。

 

桜から針葉樹林へと変わっていくと、まさに修験道といった感じで、ほとんど人がいなくなりました。途中立ち寄った寺では、高地特有の静けさや神聖さがたまりませんでした。普段どれだけ音に囲まれた生活を送っているのか、改めて意識させられます。

 

奥地の金峯神社に到着したのは、麓の近鉄吉野駅からおおよそ二時間で、6.6kmの道のりでした。舗装されていますが、かなり急な坂道を結構な時間歩きました。正直、お花見に来たはずが実質登山と大差なかったです。

 

思ったよりも観光地化がされ、日本人以外の人々も数多く訪れていました。桜の最盛期一歩手前で、少しまばらでしたが素敵な場所でした。

 

 

2016-2017 年末年始 台湾旅行 その3

台湾旅行二日目です。日程は以下の通りです。

 

8:00    起床。ホテルで朝食

9:30    ホテル出発

      故宮博物院

      龍山寺

      士林市場

      中山書店街

 

起床〜ホテル朝食

 ホテルの朝食はバイキング形式で、日本人でも食べやすいものが多かったです。特徴としては、蒸したあんまん、フルーツの量が多いことでした。フロントのスタッフの方は日本語ぺらぺらでした。

 

バスに乗車

 ホテルから少し歩いて、故宮博物院に向かうバスのバス停へ。台湾のバス事情について少し紹介しておくと、乗降時(またはどちらも)、ICカードをタッチします。基本的にバスの前半分は博愛座という老人や体の不自由な人に向けての座席になっています(色が違うのすごいわかる)。地下鉄等でも同じ標記です。

 面白かったことが二つありました。一つは日本とのバスの違いです。日本ではバス停で立っていれば、バスが停まり乗せてくれます。しかし、台湾はそうではありません。バスの運転手に「乗ります」と食い気味に手を振るなどしてアピールをしないと、バスがスルーします笑 僕らはそれを知らなかったため、バスに一度スルーされました笑 二つ目は運転手のおっちゃんの自由さです。信号待ちでバスが停車すると、バスから降りて体操を始めたり、博愛座に座るおじいちゃんに飲み物を押し付けたりしていました。日本のきっちりとした丁寧さもよいですが、人情味あふれる台湾の運転手のおっちゃんもよいなと思いました(なお、運転は荒い模様)。

 

故宮博物院

 思った以上に広かったです。宮殿全体が博物院になっているようで、バス停から博物院の入場口まで歩きます。飲食物を持っての入場が不可で、入場の際に大きい荷物はロッカーに預ける必要があります。自分はボディーバッグで行ったので、警備員の人に英語で尋ねたら、日本語でボディーバッグは大丈夫ですと言われました。

 一般的に博物院内を全て回り終えるのに一日かかると言われていますが、あながち間違いではないようです。自分たちは早足ですべてのフロアを流し見しましたが、四時間ほどかかりました。ですので、じっくり見たい方は長めに時間を取っておく必要があります。日本語の併記はありませんが、音声ガイドを借りることができます。

 人気の美術品は列ができます。白菜を見ましたが、20分ぐらい待ったような気がします。写真撮影はOKでした。
 隣にあるレストランで昼食をとりました。高かったですが、味はそこそこでした。牛肉麺とか食べました。英語が通じました(当たり前か)。
 

龍山寺

 こちらも有名なスポット。入ると、遮音されていたお経の合唱が響き渡ります。まるで、ライブ会場のようでした。日本のお経と違ったのが、とてもメロディックだったということです。日本のように淡々と唱えるのではなく、明るく、歌のようでした。加えて、お坊さんと一緒に合唱される方がめちゃくちゃ多かったのも意外でした。日本のお寺よりも楽しげな雰囲気でした。
 ガイド等にも書かれているように、おみくじを引いたものを日本語がわかるスタッフに尋ねることができますが、長い列ができます。列がわかりやすく、すぐに並びがちですが、カウンターにスタッフがいるかどうか確認して並びましょう。日本人スタッフがいない場合はカウンターに札が出ています。
 

士林夜市

 めちゃくちゃ大きな夜市で、駅から向かう人もたくさんいるのでわかりやすいです。とても大衆的でした。フードコート(雰囲気は市場に近い)は地下にあります。地上にキャッチーはさほどいませんでしたが、地下ではお店の人が結構グイグイきました。日本語もある程度通じました。6時半〜7時ごろに混み始めました。地下では、台湾ビール、オアチェン(牡蠣入りスクランブルエッグ)、大腸包小腸(ソーセージの米粉パンで挟んだホットドッグ)、揚げ臭豆腐などを食べました。初めて臭豆腐を食べましたが、3口目ぐらいからなかなかきつい匂いが鼻を通ります。苦手な人が多い理由がわかりました。
 地上の夜市にも様々な屋台やお店が並んでいますが、生食フルーツとかは控えたほうがよさそうでした。やはり、鮮度の落ちたものを食べることもあるからでしょうか、八角など、スパイシーな香りが立ち込めています。もしかしたら、日本でいうところのお祭りのソースの香りのような感覚なのかもしれませんね。
 最後に、入り口近くでマンゴーフローズンを飲みました。甘みが強いですが、すっきりした後味ですごく美味しかったです。ぜひ飲んでみてほしいです。
 

中山書店街

無理を言って、一人で途中の中山駅で下車して、書店街に向かいました。ここは、隣の駅まで書店が地下街のように左右に並んで続いており、定価よりも安い価格で書籍の購入ができ、本好きにはたまらない場所です。日本人作家のコーナーもあり、ミステリやライトノベル、漫画などもありました。書店街を抜ける途中では、少し開けた空間があり、地元の高校のダンスクラブでしょうか、複数の男女混合のクラブがダンス練習を行っていました。 日本では見ない光景だったので面白かったです。
 

夜のコンビニ

 一人でホテルまで帰ったのち、夜食購入のため近くのコンビニに行きました。雰囲気はほとんど日本とは変わりません。加えて、商品に関しても日本語併記のものが結構ありました。というか、日本のお菓子とかいっぱいでした。日本でも有名な商品のローカライズ版も結構ありました(爽健美茶の赤色とか)。日本と違う点は、お弁当系の包装が透明ではなく、中身が見えないようになっていることでした。
 

二日目の所感

 二日目は単独で行動する時間をもぎ取りましたが、結構なんとかなるもんです。ただ、日本人が単独で歩くと台湾人と勘違いされるようで、レジとかも中国語で尋ねられました。英語で話せないと返してしまいましたけど、少し勉強していけばよかったなと思いました。有名どころに行く際には、ガイドブックさえあれば日本語だけでなんとかなります。一方で、街を歩いたり、現地の人と交流したいときは英語・中国語をそこそこやっておくともっと楽しめたかなと思いました。
 異国の夜の商店街を一人で散歩したのはとても良い経験になりました。普段、どれだけ地図や道案内アプリに頼っているかもよくわかりましたね笑
 
三日目に続きます。
 
その4はこちら

ハッカソンって何ぞや? 所感と参加のススメ

こんにちわ。@heat02zeroです。今年に入り、ハッカソンへの初参加、二回目のハッカソン参加の機会をいただきました。
 
自分も以前から「ハッカソン」という名前は聞いていましたが、「なんかすごいハッカーが集まって腕前を耐久で競い合う大会(競技プログラミングの派生)」であるとか、「ものすごいセキュリティーをハッキングで破るハッキング大会」という変なイメージを抱いていました(単に調べもしない情弱だった)。しかし、実際には全然違うし、参加すると楽しかったので参加してもらいたいなぁ、ということで少しまとめておこうと思います。参加経験が少ない中で得たことですので、間違い等ありましたらご容赦下さい。
 

1.ハッカソンって何ぞや?

ハッカソンとは、hack + marathonの造語で、限られた時間の中でサービス、システム、アプリケーションなどをアイディア・企画からプロダクトのプロトタイプまでをチームで開発するイベントで、最近では企業の新サービス創造や街おこしの一環としても開催されています。
 

2.どんな種類があるの?

いろんなタイプのハッカソンがあり、興味や目的に応じて参加してみると良いです。
・企業の持つデータやハードウェアの活用重視
・ビジネスへの発展性重視
・アイディア重視
・社会的課題解決重視
 

3.ハードル高いんじゃないの?

ハッカソンによりけりですが、初心者や老若男女、いろんなバックヤードを持った人が参加できるよう、ハッカソンに入る前に講義を聞くことができたり、レクチャーしてもらえるタイプのハッカソンも最近ではたくさん開催されています。調べてみると良いです。
 

4.どんなメンバー募集があるの?

以下の分類で募集がかけられることが多いと思います。チーム開発において最低限必要とされるメンバーは以下の三つで、それらの中で複数のスキルを持つ人は、オールラウンダーなどとして参加してます。
プログラマ(エンジニア)
・デザイナー
・プランナー
・オールラウンダー
 

5.それぞれの役割や必要とされているスキルは?

役割:ハード、ソフトなどの知識を有し、開発を担当。
スキル・やること:組み込みコンピューティング、機械学習、Webアプリケーション、Android/iOSアプリケーション開発など。
 
デザイナー
役割:読んで字のごとく、プロダクトに関するデザインを担当。
スキル・やること:UI・UXなど。ハードウェアをつくるのであれば、使いやすさや、美しいデザインの設計。プレゼンやサービスのロゴ作成など。Prott, Popなどのプロトタイプアプリ
フォトショップイラストレーターを用いたデザイン作成など。
 
プランナー
役割:プロダクトをビジネスとして売り出すために必要なビジネスモデルの策定等を担当。
スキル・やること:ビジネスモデル構築、ペルソナ(ターゲットとする顧客の例)作成、市場調査、ユーザーインタビューなど。
 
※あくまでも一例です。ハッカソンでのチームによって担当内容を兼ねたり、複数人でおこなったりすることがあります。
 

6.チームはどうやって集まるの?

主催者側で予め調整されたチームを組む場合や、チームでの応募が条件だったり、その場でアイディアに共感した人間が集まるなど、これもハッカソンごとに異なっています。
 

7.ハッカソンはどんな手順で進行するの?

簡単に手順を紹介します。
 
1.アイディア出し(アイディアソン)
    発散フェーズ:思いつく限り、テーマに沿ったアイディアをできるだけ出す。
    収束フェーズ:チームの中で優先すべき軸(社会貢献性・実現性・データやハードウェアの活用度合いなど)を考え、それに沿ったアイディアに絞り込む
 アイディアソンの場合は個人やチームのアイディアによって順位等が決まる。
 
 実際に絞り込まれたアイディアから、それぞれの担当が開発等を進めていく。時間を管理しながら、途中途中でチームミーティングをおこなったりすることで、進捗度合いの確認や意思疎通を図りつつ開発を進める。時間内に発表練習・発表資料作成の時間も含まれていることがほとんどのため、リソースの割き方が重要となる。
 
3.発表

各チームごとに成果物を発表する。3分で発表することもあれば、10分の場合もあり、何を一番に伝える必要があるのかを考えて発表することが望ましい。実際のビジネスの場面においてもエレベーターピッチと呼ばれるコツがあり、「いかにシンプルでコンパクトに伝えるか」ということに重点を置くことが多い。

発表中、または発表後に作成物のデモンストレーションをおこなう。

 

おわりに

僕が参加したものは、ハッカソンに関する講義や、本番に入る前にプチアイディアソンをしたり、チームに企業の方が技術メンターが入っていただける場合があったりとハッカソン初心者にも優しいタイプのものでした。

ハッカソンごとに特色があって面白いです。最近では、テレビ局やプロ野球ハッカソンなどバラエティーに富んだものもたくさんあります。ぜひ自分の興味に会うハッカソンに参加してみてください。

また、他分野の知り合いを作るとても良い機会になりました。普段の研究分野を離れ、様々な知識や視点を吸収し、協力して開発するための進め方や、意思疎通、互いの理解ついて学ぶことができ、他者と共に作るとはどういうことかを知ることができたと思います。

 

より詳しく知りたい方、興味を持った方へ

実際に参加したハッカソンのうちの一つが記事として公開されていましたので、紹介させていただきます。アイディアソン・ハッカソンについて、とても詳しく書かれています。チームとして賞をいただきました。来年も開催される様でしたら、ぜひ参加をお勧めします。とっても楽しいですよ。

 

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2016-2017 年末年始 台湾旅行 その2

それでは初日。

初日は以下のような日程でした。

 

8:00   ・関西国際空港到着

12:00 ・離陸

14:00  ・台湾 桃園国際空港到着

15:00  ・台北駅到着

      ・ホテルチェックイン

      ・台北101登頂

      ・望江夜市

 

関西国際空港 - 桃園空港

 関西国際空港では、航空会社でのチェックインと円から台湾元(TWD)への両替、出国審査をしました。自分たちは格安航空を利用しましたが、荷物を預けることを事前に登録していなかったため、当日カウンターで荷物代として8000円(3人)ほど料金がかかってしまいました。これから旅行に行かれる方は注意してください。

 また、両替をおこないました。約2万円分(4900TWD)の両替をしましたが、正直、こんなにしなくてよいです。後述しますが、現地での両替のほうが圧倒的にレートがよいです。桃園空港に到着してから、台北駅までのバスの乗車券(125TWD)程度でしかお金を使いませんでしたので、現地に到着してからの両替をお勧めします。

 機内では入国カードを書きました。ガイドブックなどを参考に。到着後、入国審査では結構並びました。少し空港での滞在時間に余裕を持ったほうがいいかもしれません。空港を抜けた後、バスターミナルを目指します。バスターミナル前で乗車券を窓口/自動発券機で購入します。自動発券機でも簡単でした。

 

台北駅-ホテル

 台北駅に着いた後、両替を行いました。台北駅内にある郵便局で英語で両替したい旨を伝えると、用紙に名前の記入が求められます。こちらでは外国人の両替で手数料が発生しないようでした。6万円で16134TWDだったので1人あたり約5300TWDでした。ですので、現地だと400TWD(1600円)ほどお得になりました。

 近くのコンビニで悠遊カードの購入をしました。最初にカードの価格分とチャージをおこないました。最近ではいろんなデザインのカードがあるようです。友人たちは地下鉄の駅などで購入しようとしましたが、売り切れと言われていたので、注意する必要があります。基本的には地下鉄とバスで使用しました。カードを使ったほうがお得さはありました。カードを使わない場合は、駅の販売機でトークンを購入します。入場時はタッチして、出場時に投入口にいれて出る仕組みでした。

 駅に関してですが、地下鉄は行き先と到着時間に加えて、あとどのくらいで到着するかが書かれていて良いなと思いました。車内も博愛座と呼ばれる年配の方や体の不自由な人に向けて作られた座席が日本より広く、よいことだと感じました。一方で、改札は日本のタッチ感度よりも悪く、1テンポ遅れてタッチ認識がされました。しっかりタッチして少し待つ必要があるようです。

 ホテルは真新しく、日本と差はありませんでした。しかし、トイレットペーパーは流せず、隣にゴミ袋が据え付けられていました。注意が必要です。

 

台北101-望江夜市

  台北101は地下鉄の出口からすぐで、スカイツリーソラマチのようにテナントが連なっている感じです。エレベーターで5階のチケットカウンターまで上がりましょう。そこでチケットを購入できます(店員さんは日本語話せます)。その後、列に並ぶのですが、途中で記念写真コーナーがあり、カメラマンが写真を撮ってくれます(購入は任意)。展望台からは綺麗な夜景が見えます。天候のいい日に行くことをお勧めします。フロアの多くで珊瑚を中心とした宝石展示がされていました。フロアが本当に多く、日本のタワーとは違うなと感じました。

 タワー登頂後、望江夜市に向かいました。事前に調べていた小籠包、鶏半身揚げ、麺と肉飯を食べました。スパイスの香りがやはり独特で、異国情緒が漂います。小籠包と一緒に頼んだスープでは、日本のかきたま汁にとろみとスパイスをつけ、血(もしくはレバー)を細切りにしたものが入っていました。鶏半身揚げは、日本の鶏天のような衣やKFCの衣をイメージしていただければと思います。衣にもたくさん少し甘い香りのスパイスが振り掛けられています。これはおいしかったです。肉飯は、そぼろご飯に近いのですが、肉が甘く味付けされていました。

 初日感じたことですが、イメージよりも空気はよくないな、ということです。道はほとんどバスかスクーターしか走っていませんでした。現地のスクーターノリの人もマスクをしている人が多かった印象です。最終日には三人とも喉を痛めましたので、喉の弱い方は注意が必要です。

 

二日目に続きます。

 

その3はこちら

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2016-2017 年末年始 台湾旅行 その1

2016年末から2017年始にかけて台湾旅行にいったので、何回かに分けてまとめておこうと思います。
 
内容は、ブログや雑誌などの情報と、実際の経験の間のギャップを中心に、印象的だったことを書こうと思います。なお、写真については、他の方の投稿がたくさんありますし、なにより自分の目で見に行っていただきたいと思っているので、割愛させていただきます。
 

ポイント

・初海外
・年末年始
・男だけ旅行
・ブログや旅行雑誌・ガイドと現実の差異
・日本語通じるって聞くけど、実際どんなもんなの?

行った場所

 
12/29
    入国
    台北101
    望江街夜市
 
12/30
    龍山寺
    中山書店街
 
12/31
    足つぼマッサージ
    林華泰茶行
    台北101カウントダウン
 
1/1
    九份
 
1/2
    帰国
 
ゆるゆると書いていきます
 
その2はこちら